この幼鳥は朝6時過ぎに筆者の前方50m程の岸寄りの岩に飛んで来た。なにか、ビクビクする様に時々パッパッ!と羽根を小刻みに広げる素振りを見せて飛び立とうとしている状態が20分ほど続いた。まだ巣立って1週間は経っていないと見えて、おどおどしている。しかし眼に入るモノは全て興味津々でジーッと見入っている。この辺りの幼鳥の生態は非常に観ていて面白い。
幾度か、ヌルっと滑り込むように水中にダイブした後、少し飛んでダイブしたこの時初めて何かを咥えて来たのだ。咥えて来たのは細い竹か木の枝で、最後のカットは木枯し紋次郎の様だった・・・って、団塊世代でないと判らないかも?
例によってこのブログの画像は生態観察の証拠画像なので今回は全編草かぶりだ。
まだまだ飛び込み方は遠慮がち。
水中から真上にこれだけ跳ねあがれれば健康体と言って良い。
さすが主翼を広げると巣立ち1週間程度とは思えない凛々しさだ。
これが咥えて来た小枝。木枯し紋次郎ばりのスタイル。彼にとっては4回目にして初めて何かを咥えて来た記念すべきダイブだった。