2023年5月30日火曜日

上野不忍池は今、色々な野鳥の幼鳥に出遭える。 At Ueno Shinobazu Pond, you can see a variety of juvenile wild birds now.

  このブログを継続的にご覧いただいている方々はご存じのとおり、筆者は上野不忍池の定点観察を続けている。1か月に一度程度、不忍池の蓮の育ち方、池の佇まい、野鳥情報などを画像でご紹介してきた。このブログを始めた2013年5月からちょうど10年以上続いている。

 今回はカイツブリの幼鳥と、偶然出遭ったエナガの幼鳥をご紹介。

既に蓮の葉が池全体を覆い尽くし、水面は殆ど見えなくなってしまった。早い!

タチアオイの伸び方も例年になく速くこんなに高いものも出現。

この縦縞が幼鳥独特の模様、猪のウリボウに似ている。

正面から見ると戦艦大和?

蓮の葉越しの撮影は非常に困難、声で探すしかない。

幼鳥は3~4羽居たと思う

突然、監視するようにぬっと顔出した親鳥。(※手前のボケボケ)

上野動物園の不忍池口で見かけたエナガの幼鳥

目玉の周囲が赤い、顔の模様もまだボケボケ。

2023年5月29日月曜日

団塊世代は偶然神代植物園で非常に珍しい竹の花に遭遇した。 Baby boomers happened to come across a very rare bamboo flower at the Jindai Botanical Gardens.

  筆者は出来る限り毎日8㎞、歩数にして1万歩程度を歩く努力をしている。人間、歳をとって病に倒れることは必然だというが、日々歩いて足腰がしっかりしていれば病にかかる確率が非常に少ないというデータが存在する。

 これは医者の出す高齢者対象の本にも数多く書かれている事だ。昔(明治時代まで)の人間は1日2~3万歩は歩いたという。

 かの坂本龍馬も暗殺さえされなければ90歳まで生きられたろうという医学的見解もある。理由は幕末期において彼ほど日本全国を移動した人間は居ない・・という事から推察された話だという。

 もちろん全部徒歩移動ではなく、幕府の軍艦順道丸などで江戸と大阪の間を数回移動、更には船で薩摩から馬関(=下関)への移動してもいるので、実際の徒歩移動は1日7~8㎞が良いところだろう。実はこれ、筆者がこの2年間毎日歩いている平均距離とほぼ同じなのだ。昨日計算して気が付いた。妙に心強くなった次第。

 毎日平均してこれだけ歩くと寝込む様な病気に罹ることがかなり少なくなる・・と医者だった従弟(=昨年早逝)に嫌というほど説明を受けていた。

 昨日のブログで報じたコンデジを落とした野川沿いに調布方向へ下ると、御塔坂に至る。ここの少し北側に神代植物園がある。

 年に数度、この神代植物園へ入る。物園だけに木の実が多いだろうから野鳥も多いに違いないと期待するが、実はあまり多くない。数日前も生きものはやたら沢山いたが、ほとんどは高齢の人間ばかりだった。(※自分もそうだが・・。)

 で、お目当ての野鳥と言えば、巣立って親からの給餌を待つシジュウカラばかり、他はウグイスくらいだった。

 深大寺側の裏口から入って、なんとなく一度だけ数年前に入った梅園へ行ってみて驚いた。何と百年に一度程度しか咲かない竹の花(=ウンモンチク・雲紋竹)が咲いてピークを越えているのに遭遇。ここで遭ったが百年目って訳だ。

 https://chofu.keizai.biz/headline/4008/ 


穂先に竹の葉がかろうじて残っていたが全体には葉は無かった。

花自体は稲の花のような気がする。

決して太い竹ではないが、すでに全体が茶色で枯れているのでは?と思う色だった。

 ウンモンチクの花以外の園内の様子を画像でご紹介!

昨日の日曜日までバラフェスタをやっていたが、すでにピークは越えてしまっていた。

巨大温室、まだ入ったことはない。


バラよりむしろこういったアジサイのカラフルな群生の方が面白かった。

タイサンボクなど、モクレン科の総称をマグノリアというのを初めて知った。

園内は木漏れ日が良い被写体だった。

ムギワラトンボは盛んに産卵していた。早すぎないか?

シオカラトンボのターンの瞬間が撮れた!

まだ夏になっていないのに、つながったトンボが・・。

正門から入ってすぐの池では、トンボ類が活発だった。

2023年5月28日日曜日

団塊世代がコンデジカメラを完全水没させ、復活させた始末記。 A baby boomer's account of how he completely submerged his compact digital camera and resurrected it.

  団塊世代の筆者にとって生涯初めての事が起こってしまった。

 ほぼ毎日50カット以上は撮影するCanonのコンデジ(=コンパクト・デジタルカメラ)を完全水没させてしまったのだ。しかし必死に知恵を絞って完全復活させられたのだ。

 何かのお役に立てばと、その実体験をレポートしてみたい。

 いつもの野川でピークを終えようとしている桑の実を採取に行った時の事だった。


 桑の実は殆ど充分に採取し、戻ろうと思った時、珍しい昆虫が葉の裏に留まっているのに気が付いたのだ。これは撮っておかねば…と思いポケットからコンデジを取り出して5カット撮影した。

 で、ポケットに入れてさらに昆虫に顔を近づけた時だった、ポチャン♪・・と何か大き目の物体が水に落ちる音がした。カエルかな?と思った次の瞬間、水深15㎝程の水中から上を見上げて細かい泡を出す銀色の物体が眼に入った。

これはあくまで合成でさっき作成した画像。生成系AIならもっとうまく作るだろう?

 えっ?おまえ何、俺のコンデジじゃん!なんでそこに?

 もう次の瞬間パニックだった。さっき撮った大切な昆虫の画像がパアって事?慌てて水中からコンデジを拾い上げて急いで土手へあがった。

 危険を覚悟で一度スイッチを入れたらレンズがジーッと出てきたが、それっきりで止まってしまった。これが後で考えると良かったのかもしれない。レンズの出し入れの機構に水分がたまらなかったのだと思う。

 大至急撮影した画像保護のためSDカードを取り出し、なおかつショートたり過電流が流れ精密機器破損に繋がる事を避ける意味でバッテリーを外した。

 それから、昔の水銀体温計を戻すときのように振って振って水を飛ばした。それから自宅までの1.5㎞、空を飛びたい感じだった。

 とにかく水分を取らなきゃと、あらゆる布で幾度もボディを拭いた。次にパソコン小物の一つ、埃を吹き飛ばすエアーダスターで幾度もバッテリーボックスやレンズまわりを吹き続けた。

 で、その後夜間室内の空気を循環させる360度首振りエア・サーキュレーターを上むけて固定し、その上に蓋類をすべて開けた状態のコンデジを風が回るように設置、7時間吹きまわした。この間は都心へ外出。



この状況で6~7時間ファンを回し続けた。

 で、戻って恐る恐るバッテリーを入れてスイッチを入れると、画面が出て!購入時の時間と地域設定に成った。

 これはいけるかもと、撮影してみたら何の問題もなく撮影出来るではないか!これは嬉しかった。

 念のため夜はカメラ専用の保湿庫へ収納、湿度を45%に保って一夜を明かした。

 多分、キャノンのサービスセンターへ持って行けば、まず完全水没の状況を聴いて「まったく無理ですね?」と言われるに決まっている。

 団塊世代の「諦めない、出来るだけの事をやってみる」精神が大切なカメラを救ったものと思う。似たような事をすることもあるだろう、この筆者の経験が何かのお役に立てば大変うれしい。

2023年5月27日土曜日

メディアのウソ報道を憂える団塊世代は思う「NHKよ、お前もか?」 The baby boomer generation worried about the media's false reports thinks "NHK, you too?"

  本当は今日のタイトルを「メディアのウソ報道を憂える団塊世代は思う「NHKよ、お前それはないだろう?」・・としたかったのだが、英訳すると全く意味が通じないので止めた。

 その昔「雑誌宝島」で「ブルータスよ!お前もか?」の言い換えパロディ版特集があって、トップの人気だったのが「ブルータスよ!おまえ‥それは無いだろう?」でえらく気に入ったので真似しようとしたのだが・・・。

 NHKを視ていて数日前、観ながら「????」となったのがニュースウォッチ9のコロナワクチン死亡遺族の報道だった。普段は横に置いて何か気になる番組があると画面を映す筆者だが、たまたまコンデジが無くて映し損ねてしまった。

 要は、コロナワクチン接種後死亡した方の遺族へのインタビューなどを報じているのだが、ワクチン接種で死亡したことが誰にも解る構成内容なのに、あたかもコロナに感染して無くなったような報道内容だったのだ。

 簡単に考えても判ろう?今時コロナが2類から5類に格下げになり、マスクも不要(各個人判断OK)に成っているのに、今さらコロナで亡くなった遺族の報道などしても何の意味があるのだ?

 そうしたら、翌日だったか同じNHKニュースウォッチ9で、前日報道の不適切な報道を詫びた。よほど強い世論攻撃があったのだろうと推察する。

 今日は、これを振り返ってみたい、あまり他のメディアでは報道しないためだ、ジャニー喜多川問題のように・・。

 問題のNHK報道に関して大々的に報じているサイトをご覧いただきたい。


これらネットの素早い報道に対し、週刊誌(印刷媒体)は週刊新潮が取り上げた。


取り上げた週刊新潮

 しかしいつもは真っ先に報道する文春砲は報道しなかった。実際TV上で生で報道された案件だし、NHKはすばやく翌日間違いを認め謝っているので、取り上げて報ずるスクープ性が無いと見たのだろう。競合新潮の報道の後塵を拝する意味が無いと見たのか、その筋から「STOP」が掛かったのか?文春砲が報じない所に逆の「疑問」が生じる。

同時点の文春砲の見出しがこれだ。NHK報道に関しては触れていない。

 一方で、スクープの週刊新潮の一番気になる部分がこのくだりだ。

 「『NHK報道局では、ワクチンのネガティブな情報は一切出さない、という暗黙の了解がある』(NHK関係者)それゆえ、コロナワクチン被害者遺族を取材してもそのまま放送できない可能性が大。そこで、「ワクチン死」を「コロナ死」にすり替えてしまおう、と密謀をめぐらせたのでは――そんな疑いも捨てきれないのだ。5月25日発売の「週刊新潮」では、報道を巡るNHKの“思惑”について詳報する。」

 ジャニーズ事務所、ジャニー喜多川氏報道含めて、天下のNHKですらこの状態だ。今まで報道されてきたコロナ感染、コロナ死亡者、コロナワクチンそのものの問題に関する報道がどこまで真実だったのか?今後のメディアの報道を注視したいと思う。

2023年5月26日金曜日

三鷹の住宅地界隈ではここ数日がムクドリの巣立ちラッシュ! In the neighborhood of Mitaka's residential area, the starlings are rushing to leave the nest for the past few days!

  今年のシジュウカラの巣立ちは例年より2週間は早かった。しかし、ムクドリやカワセミは意外にも例年通りの様だ。

 野鳥の巣立ちは植物や昆虫の生育スピードに大きな影響を受ける。シジュウカラの場合で考えると、繁殖期以外はヒマワリの種や穀類・木の実、植物の新芽、などを食べるが、繁殖期の2か月間は昆虫・蜘蛛・昆虫の幼虫など動物食に成る。これはヒナが動物食を摂るだけではなく、親鳥も食べていると思われる。

 そう考える理由は、我が家の二階ベランダには通年で水浴び用の水皿と飲料用の水、それに加えてヒマワリの種を自作のフィーダー器に入れておいてあるのだが、繁殖期にはヒマワリの種が全然減らない事でそう考えている。

 どこか他で植物食を摂っているのかもしれないが・・。

 同時に、シジュウカラとムクドリの行動範囲を考えると、ムクドリの親鳥がヒナ用の動物食をゲットするエリアは非常に広範囲に渡るという事。その飛翔力の差が採餌エリアの範囲に繋がっているような気がする。シジュウカラに至っては巣箱が掛かっている我が家の庭木でほとんどの昆虫や幼虫採餌を済ませているような気もするほど近所で用を足している。

 庭に数本ある山椒の樹の若葉に着くナミアゲハの芋虫など、あっという間にいなくなっている所を見ると、すべてシジュウカラのヒナのお腹に入ってのではないかと訝しんでいる。

 今日は近所の無人化住宅の雨戸の戸袋で繁殖中のムクドリがいち早く巣立ってしまった瞬間のレポート、とおまけ。

何か羽根のようなものを巣穴に持ち込む親鳥

通常は1分おきに給餌に飛んでくる

その頻度は巣立ち日に向かって高まる


もう巣穴の入り口は糞で汚れ放題

親鳥2羽が同時に給餌に戻った際は順番待ち

で、親鳥が餌を見せただけで与えず戻ると、ヒナがたまらず後を追い

親は身をひるがえしてヒナを避け、この瞬間巣立ちとなる。ヒナは二度と戻らない。

一方で、営巣中の巣から交通量の激しい道路に落ちてしまったヒナ。さすがに親は狂ったように鳴いていたが、保護して道路わきの一段高い植え込みに放したので無事育つと思う。すぐに空調機の室外機の下へもぐりこんでいたので、一部始終を見ていた親も判るだろう。
空調のダクトの中で繁殖していた。

落ちたムクドリのヒナ、まだ飛べなかった。

親鳥は狂ったように鳴いていた。

2023年5月25日木曜日

団塊世代は早くも開花しているアジサイの花を撮ってみた。 The Baby Boomers to take pictures of hydrangeas that are start in blooming.

  今年はアジサイの花が早く咲き始めているようだ。このところ盛んにTVのニュースで取り上げている。国内のメディアは何故か競合他社の独自の企画に刺激されて、横並びで同じような内容の報道をしがちだ。

 一社がアジサイの開花を報ずると、翌日には一斉に他社も報ずる。何故だろう?抜け駆けは許さないという日本の村社会の構造にその原因があるとみている。

 筆者が大学時代の1970年頃、鎌倉にアジサイで有名な明月院という小さな寺があり幾度か行った。もちろん今もある。60歳過ぎて40年以上ぶりに行ったとき、何とTV局のクルーが3社も鉢合わせしていて笑った事があった。アジサイの時期に成ると毎年同じことをやっているのだろうか?

 全く日本のメディアには個性が無い!どのチャンネルを回しても出てくるのはお笑い系の芸人とおバカタレントばかりだ。

 ある時海外から来た知人と談笑していて、地震のテロップが出たのでNHKにチャンネルを回す際一気に飛ばず、順番に回したらどのチャンネルもひな壇にタレントが並んでいる画面が続き、その知人呆れかえって「日本って不思議すぎる・・。」と驚いたのを目の当たりにした。


 ところで、アジサイの花が日本原産という事を知っている人は約30%しか居ないという事だそうだ。さらに世界で2000種以上存在するという事、実は毒性植物であるという事を知っている人は5%しかいなかったという。

 ほとんどがシーボルトたちが持ち帰った幕末、オランダなどヨーロッパで非常に好まれ品種改良され、逆輸入された園芸種が昨今非常に多いようだ。

 三鷹在住の筆者が此処数週間でコンデジ撮影した幾つかをご紹介。たまには花も良いだろうと思う。

日本原産のアジサイはガクアジサイがそのルーツの様だ





ガクアジサイもどんどん園芸種で品種改良されている。





酸性土壌だと青い花に成り、アルカリ性だとピンク系に成るというのは常識だがミックスされた場合はどういう理由かと問うと、根っこは一か所ではなく地中に広く張るので、それぞれ微妙な酸性アルカリ性PHの違いの差が出るという話と品種改良してミックスしやすいようなDNAを持たせたという話がある。双方間違いではない様だ。