2021年8月2日月曜日

団塊世代は手掴みでのセミ捕りをお薦めしたい。 Baby boomers are advised to catch a cicada by hand.

 昨日の炎天下、北関東の研究所泊まりの帰りに月に一度以上定点観察をしている上野不忍池にその様子を観に行った。カメラはコンデジ、Canon Powershot SX740HS。

 基本的に真夏の不忍池は鳩、スズメ、カワウ、カイツブリ、一部居残りのカルガモ以外野鳥の姿は殆ど無い。カワセミも早朝・黄昏時には出て来ると思うが日中は声も聴こえない。

 そんな静かな筈の真夏の不忍池でやたら脳天に突き刺さるのが蝉の大合唱だ。

 で、いつもの通り御徒町方面から鰻伊豆栄さんと龜屋一睡亭の間の不忍通りから池の周回路に入り時計回りに一周したが、セミの数は今が最高調かもしれない。セミはニイニイの残り組とアブラ、ミンミンが大合唱をしている。

 今回はミンミン1匹、アブラ5匹、ツクツクホウシ1匹(メス)の計7匹を手掴みで採集。勿論証拠写真を撮ったら30秒ほどですぐに放つのはお約束。たかが虫一匹だが、世の中の生態系の中で非常に重要な位置に居るのが虫だ。植物や虫のお陰で地球環境が安定して保たれている事を多くの人間は知らない。

 細かい話は横に置いておいて、このセミを手で直に摑まえるという行為・行動が高齢者に入った「団塊世代」にとって結構有効な事を今日はご紹介したい。

 川の瀬の音の中でヤマセミや野鳥の声や気配を感ずることで、老いて行く五感を再起動させる話は幾度かこのブログでご紹介したが、蝉捕りも同じような効果があるのだ。

 まず、セミを探しに出る事で「歩く」距離を長く取れる。健康に良いからと辛くても暑い中無理して歩いて熱中症や熱射病に成る御仁が居るようだが、蝉捕りは木陰が戦場なので長く歩いても直射日光に当たる事はあまりない。気が付くと1万歩‥と言うのは珍しくない。

 筆者は三鷹市在住なので野川流域へ週3回(サンセットランや自然物撮影など)は行くが、大体において1万歩は越えている。団塊世代にしては順調に歩いている方だと思う。歩かねば足腰が弱る。人間、普通の生活を長く営むには足腰と脳を退化させない事だと認識している。

 次に木々に留まっているセミを発見するために耳と目を駆使する事で聴覚・視覚の訓練に成る。声はまずどんな種のセミがどの木に留まっているかを鳴き声を聴いて耳のアンテナで定める。次に樹のどこに留まっているかを目視する。これでセミが鳴いている時は高さ1.8~3mの場所、鳴かずにただ留まって休んでいる際は人間の眼の高さ~せいぜい2mのエリアに居る事を学ぶだろう。だからこそ手で掴めるのだ。

 蝉のメスは鳴かないから、もちろん目視探査の方が見つける為には重要だ。

 子供が捕虫網でセミを捕るのはその高さに背が、手が届かないからなのだ。意外にも捕虫網でセミを捕るのも手で掴むのも成功率はあまり変わらないような気がする。

 不忍池の周回道路には立ち入らないで下さいという意味で柵が設けてある部分もあるが、立ち入って長居して酒を飲んだり弁当を食べたりしなければ1~2分蝉捕りするぐらい大目に見てくれよう。但し池側はやめた方が良い。雨後で滑ったり湿った所を好む毒蛇が居たりする。

 こうして今日のブログは捕らえた昨日のセミ3種と、不忍池の佇まいを画像でご紹介!

 この画像にセミが4匹居る。右下がミンミン、他にアブラが3匹、これが不忍池のセミの生息の密度だ、如何に多いかお判りだろう?低い位置の2匹で高さ3m位の場所。

最初に捕ったのがミンミンゼミ、樹の1.5m程の日陰側に居た。

上の採取場所から池の反対側、八角の弁天堂の傍で5匹目のアブラゼミ。

弁天堂への参道の右の池の傍の樹に居たツクツクホウシのメス。

セミの保護色は素晴らしいの一言。此処まで寄ってもこの紛らわしさだ。

高層ビルと蓮の花、不忍池ならではの佇まい。

海外、アジアからの観光客と見える。記念撮影をしていた。



炎天下の蓮の花と白い日傘の女性。明治時代から変わらぬ風情かも。

八角屋根の弁天堂をバックに此処でのお約束画像。

大きな蓮の葉の向こうに弁天堂!葛飾北斎の富士山シリーズの真似。

別に暑さ故花が汗をかいているのではないと思うが・・。

東京近郊に在住の方は一度行かれることをお薦めする。

2021年8月1日日曜日

団塊世代はTOKYO2020組織委員会の全員にレッドカードを出したい!退場! The baby boomer wants to give a red card to everyone on the TOKYO 2020 Organizing Committee!

  一昨日、7月30日の夜7時菅総理大臣の記者会見を観ただろうか?なんと、NHKの定時のニュースでしかLIVEで報じていなかった。他のチャンネルはどこもオリンピック放送だったりお笑い番組をそのまま流していた。友人たちに訊いたら、オリンピック放送=NHK総合を観ていて菅総理の記者会見だというので、すぐに他の局へチャンネルを替えたという。メディアも国民も既に菅首相に辟易し、「またか・・。」と、何も期待していないのだ。自民党ですら、首相が記者会見やると支持率が下がるとさえ言い始めている。

 かって首相は「安全を確保できない危機的状況に成ったらオリンピック開催中止も視野に入れる」と数的根拠を示さず言ったが、いったい1日の感染者数が何人に成ったら安全ではないと思うのだ?数的根拠を示さない約束は約束ではないし、卑怯そのものだと思う。


 感染者が過去例を観ない3000人を超えたので、何かしなきゃいけないと記者会見か?この先更に1000人増える都度記者会見を行うのだろうか?そのうち毎日やる羽目になるのでは?

 もう国民のだれもこの裸の王様、狼老人の毎度のコメントを聴きたくないという。このブログで何度も投稿した通り、メディア・マスコミの記者たちの「1+1の答えは?」という問いに決して「2!」とは答えず「B!」と平気で答える。彼が元々あまり頭が良くないのは仕方がないが、まじめな相手を馬鹿にしたようなハグラカシ答弁は国民その他からもう完全に怒りを買い、信頼を失っている。秋の衆院選挙は相当ひどい事に成ろう。

 常に上から目線で大不評のタワシ頭・加藤官房長官も「仮定の質問にはお答えできない」だの「その件についてはお答えを控えさせて頂きたい」だのがお得意の答弁だ。「~に関しては問題ない」と頻繁に言うが、「問題があるかないかは他人が決めることで、当事者が自分で言う事ではないのだ。何か不都合を突かれると、こうした答弁で責任を回避しようとすることで有名だ。あるいは無理難題を相手に押し付ける場合「~に関してご理解を賜りたい=黙って言う事を聞け・・。」的な権力をかさに着た発言で最近は大クレームの嵐だ。

 一方の丸川五輪大臣、橋本聖子組織委員会委員長はあちこちで違反者続出、選手関係者に感染者続出で結局大失敗のバブル方式を未だに大丈夫だと太鼓判を押したりして、全国民・メディアから白い目で見られ「無能者」のレッテルを貼られ続けている。

 長野オリンピックのスノーボード競技役員を委嘱され、広報担当として動いた筆者の現場経験からすると、あまりに素人的な対応しかできていない今回の組織委員たちだと思う。長野オリンピック時の長野県のスタッフ・関係者は今回とは比べ物にならないほどまじめでレベルが高く、良く働いたと思う。
 今回は特に広報担当の上から目線的コメントが多く、メディアへ対するサービス精神のかけらはこれっぽっちも感じられない。

 バブル方式で選手たちを一般国民と完全に分離出来るなどと言う組織委員会、丸川五輪相の胸を張った自信は、当の昔に現実面で既にズタズタだ。国民にこの現状を何と説明するつもりだろう?誰もが彼女などは居なくても何も変わらないと思っているに違いない。

 新橋の飲み屋街でオーストラリア関係者の一団。当然権利剥奪・追放なのだろうな!そうしなければTOKYO2020組織委員会と丸川大臣は国民を騙したことになる。偉そうなことを言うだけで、管理、実施を出来ない今回オリンピック関係者たち。全員素人だという所以はここに在る。

 オリンピック関係者自身の100件を超える交通事故など、こうやって報道されてしまうこと自体わきが甘すぎる。情報管理がまるで出来ていない証ではないだろうか?1989年の長野オリンピックの時と今ではネットによる情報拡散はとんでもなく速く、種類も多くなり発信源もその現場にいる一般の人たちになっている為、非常に正確になって20年前とは比較できないほどの差が存在する。この辺りに対する組織委員会の認識、下請け電通の認識、防御態勢、情報管理体制は素人より酷いかもしれない。

 更に・・・。
 国内の感染症専門家や多くの医療関係者たち、更には海外の大手メディアが「オリンピック開催が日本の、特に東京でのCOVID-19感染者急拡大に大きな影響を与えているのは間違いない!」と報じているにもかかわらず、「オリンピック開催は関係ない」と言い張る始末。
CNNの東京の感染拡大における報道。

ニューヨークタイムズの報道。いずれも国内のメディアより公平で真実を報道。

 昨日7月最終日にはついに東京で4000名を超えた。PCR検査は限られた検査数だから、実際はそれの数十倍は感染者が居ることになる。もうコントロールして感染拡大を抑えるには直ちにオリンピックを中止してロックアウトに近い状態に東京を置くしかないだろう?「緊急事態宣言・蔓延防措置」などいくら掛け声だけあげても、国民一人ひとりには直接何の関係もない事は人出の数で証明されている。 

 盛り場の映画館、美術館、公園、殆ど開いているのだもの、「開いているということは行っても良いという事、=外出しても良いという事」「オリンピックの公道での競技=観戦禁止法律がないから観て良いという事」これでは「宣言」など今や何の意味もないことぐらい判りそうなものだが・・。

箱もの会場を無観客にしても、夏のオリンピックは屋外・公道を使う種目が多い。

 志村けんさんや岡江久美子さんの「死」に匹敵する「何か!恐怖や明日は我が身的な何か」が起きないと、もはや国民は危機など感じないのだ。それに匹敵する事柄はオリンピックの中止しかないと思う。

 此のあたりの報道は既に始まっている。



 このまま、オリンピックを続けていけば、街中に溢れる人々をコントロールなど出来はしない。国民の信頼をすでに失った政府が自粛などを声高に呼びかけても「オリンピックは強引に開催しているのに、何言ってんの?」と言われておしまいだ。

 人流の増大がオリンピック開催に関係ないなど思っているのは為政者たちとオリンピック関係者たちだけだろう?

 筆者が都心を徘徊して収録した画像でも、メディアがバカの一つ覚えのように流す渋谷のスクランブル交差点よりはるかに密集した人出は東京のあちこちで増え続けている。



新宿は渋谷より人出が多い様だ。
 
 国民は頼めば聞いてくれる、要請を守ってくれる・・・と思えたのは1964年のオリンピックの時までだ。為政者・関係者含めてコロナ過でTOKYO20201を強引に開催する事による国民の動きを甘く見た上で、その「怒りを込めた行動」を予想できず「先を読めなかった責任」は相当に大きいものがあるだろう。「ゆとり教育で育った20歳代のものの考え方」などを理解しなければ感染拡大など絶対に止められないと思うが如何だろう。

この先を注視したい。

2021年7月31日土曜日

団塊世代はヤマセミとカワセミの同族比較写真集を作ろうかと思い始めた。The baby-boomer generation began to think about making same kind omparison photo book of the crested kingfisher and the kingfisher.

  昨日のカワセミのホバリングのたった一枚の画像にTwitterでも多くの方々から賛同を頂いて、団塊爺は非常に気を良くしている。

 感染者数が過去最高、連日3,000名を超えている東京で、相も変わらず「感染拡大はオリンピック開催とは関係ない」と何の根拠もないまま言い続けるスガーリン菅首相と政府上層部。

 昨日午後7時の菅首相記者会見をライブ中継したのはNHKだけだった。他の民放はオリンピック放送やお笑い芸人の出るバラエティ番組をそのまま流した。

 国民がもう菅総理の記者会見など観ても、毎度同じことの繰り返しでしょうがない、何も変わらない、メディアの記者たちが発する1+1は?の質問の答えに「B」と平然と答えるような問答に、もう騙されないぞ・・と見限ってしまったことは確実だろう。

 海外メディアもあきれ返っている様だ。この辺りの話は又明日の「週末団塊爺の愚痴こぼしブログ」でアップしよう。

 

 で、数日掛けてカワセミの画像を探してみた。主に自宅周辺の野川流域、明治神宮、それにヤマセミ観察ついでの人吉界隈の河川、球磨川、川辺川、八代市の水無川、それにカワセミの宝庫=熊本市の江津湖。まだ全体の10%程度しかまとめられていないが、それなりに面白い画像が集まって来た。

 カワセミもヤマセミ同様の動きをするし、大きさは倍以上に違うが生態もほぼ同じだ。岩合さんの「ネコライオン」と同じで「ヤマセミカワセミ」をまとめてみようと思っている。

 「ヤマセミとカワセミ」は、昨年7月の豪雨で寸断されてしまった肥薩線を走っていた特急「かわせみやませみ号」の運行を記念して、筆者が自費出版した写真集をJR九州さんにプレゼント。最初の乗客に無料配布して頂いた。ただ、その編集趣旨は球磨川に両方とも居るよ!というアピール用であって。ヤマセミとカワセミが似た生態だという写真集では無かった。

2017年3月、肥薩線にかわせみやませみ号が運行始めた際に無償配布。(非売品)

 今日はそういった色々なシーンのカワセミをご紹介。

明治神宮でのダイブ採餌!

熊本江津湖でのペリット吐出し。

ペリット吐出しもヤマセミと同じ!(※もちろん大きさは違う)

近所の野川自然観察園の中の蛍池で。


ここまで蛍池での画像。

球磨川の広い中州を飛びつづけるカワセミ。

2021年7月30日金曜日

間近でカワセミのホバリングを撮った画像が出て来た。 I found out picture of the Kingfisher in hovering so close.

  案の定、急激に感染拡大しているCOVID-19。「国民に安心・安全を~」と言いながら、オリンピックを強行開催し、まだ感染拡大が今後どうなるか判らないのに「オリンピックは中止しない!」と言い切ってしまうIOCに魂と国民を売った我が国の菅首相。何処まで酷い為政者を我々は選んでしまったんだろう?この件は今後まとめてレポート予定。


今日のブログは久しぶりにカワセミ!

 ヤマセミの通年ペアの画像を探していて、色々ブログネタになる画像が出て来て驚いている。ヤマセミの観察行に行っている最中は、余りにヤマセミ~ヤマセミ!と、ほかの事に気が回らずチェックし落としている重要な画像が結構在るのだ。

 気が付いてみれば宝の山の見落とし!

 暫くは、そういった宝の山(あくまで自分にとって)からの画像をご紹介。

 ヤマセミは出遭い難いので、現場に居ればずーっとアンテナ張って見続けているのだが、カワセミはその前を行ったり来たりして、いつでもいる感じなのでホバリングに気が付くことはあまりない。

 この画像はたまたま300㎜以内の短めのズームを構えていて目の前でホバってくれたため、まったく偶然撮れたもの。






夕方で奇麗なカワセミの色は撮れなかったが、とどまった動きは捕えられたと思う。

2021年7月29日木曜日

三鷹の野川自然観察園、定点観察「真夏」の昆虫。 Mitaka's Nogawa Nature Observation Garden, fixed-point observation "Insects of Midsummer" .

  台風8号は観測史上初めて宮城県に上陸、日本海に出て温帯低気圧に成ったがその後遺症はしばらく続きそうだ。熱帯低気圧の強いのを台風というが、暑い空気の塊りの中を進む場合はそのまま台風だが、暑い空気と冷たい空気の境目に差し掛かった途端、反時計回りの強烈な渦は冷たい空気も巻き込んで大気を混乱させる。

 当然冷たい空気は重たいので暑い空気の下に滑り込んできて積乱雲(雷雲)を真上に発達させる。これが寒冷前線の発生理由だ。一方で暖かい空気が冷たい空気塊の上に乗り上がりながら雲を発生させるのが温暖前線となる。しかし、風速が17m/s(10分間)以上のまま衰えず寒冷前線と温暖前線を伴った温帯低気圧に成った場合の「呼び名」ははっきりとしていない。

 実質、「台風が温帯低気圧に変わりました・・。」と聞くと、何か勢力や風の強さが収まったかのように感じさせられるが、大間違いだ。現場では台風より酷い気象状況だったりする。

 まさに、今朝は静岡県と福井県で集中豪雨状態のようだ。

 そんな、台風通過(関東ではあまり影響なかったが)後の不安定な天候下、色々な生物に何か変化があるだろうかと、久しぶりに野川自然観察園に入ってみた。毒虫や蚊にやられない様、タンクトップに短パンだったが全身に虫除けスプレーをして入った。

まずはバッタ!ヤブキリの仲間か。

ヤブキリ、キリギリスの一種のようだ。

 今回は、台風直後だからだろうかトンボに出遭う事が多かった。

 中でも、サナエトンボ(オナガサナエ?)に4頭も遭遇。この時期盛んに羽化したものと思われる。過去余りこのエリアでは遭遇していない種だ。

警戒心があまり強くなく動かないので、真上からも撮れた。

ヤブランの実などに留まる事も多い。

地べたにも良く留まる。尻尾を上に持ち上げる癖が有るようだ。





オオシオカラトンボのメス

オオシオカラトンボのオス

今日はまず昆虫のご紹介。