2021年2月28日日曜日

晴れたが風が強くて寒い明治神宮でいつもの野鳥観察! I encountered many kind of wild birds at Meiji-Jingu in a strong wind fine day.

  昨日は非常に風が強く寒い一日だったが、定点観察の明治神宮で多くの野鳥に出遭えた。特にオオタカにはずいぶん久しぶりに間近で出遭えた。有料域の御苑内ではなく、随分外れた方の木立の中にたたずんでいた。

 最近はヤマセミに繋がるカワセミの生態と動きをとるために御苑の南池周辺へ通っていたが、昨日は入ったものの風が強くて水面がさざ波立ち、観察には向かなかったので早々に引き上げ100年の森を徘徊した。これが功を奏した訳だ。

 今までほとんど足を運ばなかった宝物殿の芝生広場や干上がった北池方面で、今まで御苑では出遭えなかった種に出遭えた。

 オオタカも暗い林道から明るい枯れ木の木立に居るところを観察したが、迷彩ウエアを着ていても間違いなくこちらの存在に気が付いているとは思う。オオタカは二度ほどごく近距離で場所移動をしただけだったが、15分ほどでまた林間を飛んで行った。しかし、その結果色々な背景で撮影出来て久しぶりに興奮した。

 それ以外、アカゲラ、明るい所へ出始めたルリビタキ、不確定だがアオジに交じってクロジのメスらしき個体など。収穫は大きかった。追々このブログでご紹介の予定。

 今日はまずオオタカの数カットから。奇跡的に三か所で撮影出来た。






木々や小枝を被って撮りにくい明治神宮内の林間コースだが、今日は非常にラッキーだった。いつもの御苑からだと限られた視野しか撮影可能ではないが、広い明治神宮内の林間コースも歩いてみる必要があることを痛感させられた一日だった。

2021年2月27日土曜日

ヤマセミのオスとメスの特徴は明快に違う。 About the characteristics of the Crested kingfisher male and female.

  昨日のこのブログでご紹介した通り一年中一緒に過ごすヤマセミのつがい(=夫婦)。一見、どっちがどっちと言うほど見分けがつきにくいが、慣れてくると一発で判る。見分けのポイントは胸と主翼の裏側。錆色がこのどちらに出ているかでオスとメスが決まる。

 胸と首の付け根両側にこの錆色が出ていればオス、メスにはこの錆色はない。一方で主翼の裏側に錆色があればメス、オスの場合は主翼の裏は真っ白だ。ただしオスの胸と首の付け根の錆色は若鳥の場合生まれて1年間ほどはあまり出ない場合があるので、主翼の裏側で判断すれば正しい判断が可能だ。

 若いオスとメスのつがいの場合、一見してメスが二羽ならんでいると思っても、よく見ると片方はオスの場合が殆ど。すぐ傍にくっつくようにオスどうし、メスどうしが並んで留まるという事はめったに無い。巣立って3か月くらいの間の若鳥どうし、あるいは親子の場合に限って有り得るが、筆者もあまりそういう場面には遭遇出来ていない。

 縄張り意識が非常に強い種なので、成鳥のオスどうし、メスどうしがそうして穏便な状態で並ぶことはまず考えられない。長い間観察をすればこそ判る事。

 巣立って間もない幼鳥たちが、親からの給餌を待っている場合に限って横並びで上下・雌雄関係なく並ぶケースはあり得る。1年間365日のうち2週間もないが・・・。

かって川辺川太郎と観察者に名づけられ、筆者もきちんと認識された雄々しいオス。

此処まで胸の錆色がくっきりと出ている個体を他に観たことが無い。

約5年間は観察に協力してくれていた。

こちらは球磨川本流のオス。

後が川辺川太郎、前がつがいのメス。胸の錆色ですぐに雌雄が判る。冠羽の立ち方は状況により異なるので♂♀判断材料にはならない。

手前がオスの川辺川太郎。

川辺川太郎の連れ合いのメス、彼女も随分慣れて筆者の上空を良く旋回してくれた。

こちらは球磨川本流のメス。彼女も随分筆者を認識し、傍でパフォーマンスをしてくれた。

2021年2月26日金曜日

いよいよ、ヤマセミの生態研究、集大成の編纂に取り掛かる! Finally, the ecology research of the crested kingfisher and the compilation of the culmination have started!

  新型コロナ禍と昨年の球磨川豪雨水害のため、ここ1年間とうとう人吉市へ行けずにヤマセミの現場での観察が丸一年空いてしまった。

 まだまだ見落としている知られざる生態があるはずなのだが、残された筆者自身の寿命との競争で、いつまた大地震など天災が起こるか判らない不安にも駆られ、早めに全体の取りまとめをしなければ・・・と自分にムチを入れる事にした。

 筆者はどちらかと言うと昔から100%完璧なものを求める癖が在ったのだが、社会人になって最初の勤め先、青山のVANの時の上司に「シンジョーお前何でもかんでも完璧にこなそうと思うなよ?肩の力抜けよ!7~80%旨く出来たらもう充分大成功なんだぞ!」と言われもの凄く楽になったことをこの年になって再び思い出した。

 だから、まだデータや資料画像は80%程度しか集まっていない…と思う今、編纂を始めても良いのだと、何かと不自由なコロナ禍も言い訳にして思い始めた。

 ・・・という訳で、これからは週に1~2日はヤマセミの生態に関しての集大成に盛り込む内容を自分の頭の中で整理しながらこのブログでアップご紹介し、それをまとめて1冊の生態観察記録本にしようと思う。

 これをまとめていったい何の価値があるかは判らないが、まだ我が国においてヤマセミに関する詳しい文献が何処にもないので、無事出来上がれば今後研究をされる方々にとって何かの役には立つだろうと思う。

 多分野鳥の野鳥観察の生態論文と言うよりは、知られざる生態を写真撮影による証拠付きの観察記録とでも言おうか、今までには無い形で残せそうだ。

 能書きはこの辺にして、まずはヤマセミが一年を通してつがいで一緒に生息している事実を画像証拠でまとめてみよう。ご存じのとおりヤマセミは縄張り意識が非常に強い種なので、今日目の前にいるヤマセミのつがいは、昨日其処にいたつがいと同じなのだ。別のつがいに入れ替わったりはしない。したがって、その場所で1年間毎年そのつがいを観察して画像を収録すれば、通年でつがいで一緒にいる証拠に成る訳だ。

 今までの言われでは、ヤマセミは子育てが終わり、子離れしたらつがいのオスとメスは別々に一羽づつ単独で生活するという事に成っていたようだが、筆者が10年間球磨川流域で観察した3組のつがいはすべて通年同じ相手と一緒にいた。これが人吉附近のヤマセミに限っての事かどうかは判らない。北海道のヤマセミはそうではないかもしれない。

 まず今日は、常に一緒にいる画像からランダムに。(※集大成では撮影日時のデータをきちんと付ける)

6月のつがい。

7月のつがい。

9月のつがい。

10月のつがい。

5月のつがい。

5月のつがい。

11月のつがい。

12月のつがい。

1月のつがい。

1月のつがい。

11月のつがい。

ランダムに掲載したが、1月から12月まですべての月の二羽画像が撮れている。二羽で一緒にいる所の画像だけで800カット以上は撮影している。

2021年2月25日木曜日

上野不忍池を一周しながらカワセミを撮ってみた‥の続編。I tried took several situations pictures of the kingfisher while going around The Ueno Shinobazu Pond. part2.

 昨日は完成度の低いカワセミの流し撮りをアップしたが、今日は上野不忍池を一周しながらカワセミを探して撮影したその他の定点観察・記録画像をご紹介。太陽に方向によってカワセミがどのように見えるのか、半径約100mの広さの池を一周しながら鳴き声を頼りにカワセミを撮ってみた。

 今回の狙いはカワセミそのものと言うより、カワセミの向こう側に人々がどう見えるかを撮影してみた。

 コロナ禍で、非常事態宣言が出ているにもかかわらず、筆者を含めてだが人出が結構多いのだ。これだけの人に囲まれてもカワセミは平然と採餌に勤しんでいた。








昔からよく墨絵に描かれるカワセミはこんな感じなのだろうか?

ちゃんと採餌して枯蓮の間を飛び回っていた。

月に一度は不忍池に行くことをお薦めする。

大きな鯉がバチャンバチャン!何かに驚いたのか?エラ洗いをしていた。



2021年2月24日水曜日

上野不忍池を一周しながらカワセミを撮ってみた。I tried took several situations pictures of the kingfisher while going around The Ueno Shinobazu Pond.

  筆者が定点観察をしている東京都内の野鳥ポイントは数か所あるが、現在コロナ禍で閉鎖されている所がいくつかある。新宿御苑、東京都野鳥公園、皇居東御苑、神代植物園が主な所だ。これ以外の明治神宮、国立科学博物館附属目黒自然教育園、白山の東大植物園、上野恩賜公園・不忍池にはある程度定期的に通っている。

 そんな中、上野の不忍池は6月から11月までは蓮に覆われ池の全容は見渡せない。しかし12月から5月くらいまでは中央部分にのみ枯蓮のエリアがあるのみで、結構遠くまで見渡せる。

 したがって、盛夏にはまず見つけられないカワセミなども今の時期は視力さえ良ければ何処にいるか、声を頼りに捜すことはさほど難しくない。

 数日前、北関東の研究所帰りにいつものように上野公園へ寄り、真っすぐ不忍池へ向かってカワセミを探したら数羽居た。池の南エリアに一羽オス、弁天堂の南側に一羽メス、それに弁天堂の北側の動物園側の狭い蓮池に一羽オス。どれとどれがつがいなのか判らないが、そのうち判明するだろう。まだ一緒に行動する時期では無い様だ。

 昨日このブログでアップした、ユリカモメやカルガモのスローシャッターでの流し撮りを実はカワセミでもやってみたのだが、何せ被写体が小さいのでなかなか上手くいかなかった。

 それでも数カット得られたので、今日はそれのご披露。幾度か習練を重ねてもっとましな画像をお届けしてみたい。



距離が離れすぎていると流し撮りには向かないようだ。

遠くて小さなカワセミをこういった感じで撮るには手持ちでは難しいかも。

弁天堂の北側の狭い池にはバーダーさん達が3~4人大きなレンズでたむろっていた。

しかしダイブの瞬間の連写シャッター音は聴けなかった。撮らないのだろうか?

枯蓮の間をダイブするカワセミ。採餌成功だったが撮れない(涙)

明日は池を一周すると光の加減でどういう絵になるかの実証投稿。

2021年2月23日火曜日

手持ちで飛ぶ野鳥をスローシャッターで撮ってみた!  I tried to take some photo shots of flying wild birds by slow shutter without tripod.

  視野が開けた上野の不忍池で飛翔中の野鳥をスローシャッターで撮影してみた。三脚は用いず手持ちで・・・。普段速そうに見えないカモが速く見えるから不思議!

 単に鳥類図鑑のような画像より、ブレても勢いを感ずる野鳥の飛翔シーンの撮影は以前からやってみたい撮影の一つだった。その昔、ウインドサーフィンの高速感を出すのにスローシャッターで撮影したスティーブ・ウイルキンス氏の画像に惹かれたのがチャレンジする気に成った理由の一つだ。

筆者が1982年に仕事で制作したWINDSURFERのカレンダー 撮影はSteve Wilkings.

 樹が邪魔に成ったり、周りの人の迷惑にならない様な場所で、なおかつ野鳥が目の前を幾度も横切ってくれる等と言う条件の良い場所はそう沢山は無い。上野の不忍池などはその数少ない好条件の場所だろうと思う。

 動画ではなく静止画でスピード感を出すにはスローシャッターが最適だと思う。




不忍池はユリカモメが多いから被写体には困らないだろう。春までは・・。



カルガモだって、こうやって撮ればツバメより早く見えたりして。

空抜けでは意味がないので葦原を背景に撮るのが一番かもしれない。