葦に似た群生植物があれば、オオヨシキリに出逢えるのは何も川の土手とは限らない。今日のレポートは昨年の画像。今シーズンはまだだが近々人吉で観察合宿を行うのでその際、今年のレポートをご紹介できよう。
関東、東京近郊ではなかなか出遭えないが、地方に行けば特に川の土手流域はこのオオヨシキリの大合唱になる。筆者が良く行く熊本県だと、熊本市ど真ん中の江津湖の葦原、八代の球磨川河口部葦原で散々撮影した。いずれも撮影画像は有るものの、今日のご紹介は川辺川のもの。
葦や枯れススキの途中あたりで鳴き始め、徐々に上へ上へと昇る。
口の中は真っ赤っかだ。最初観たときは驚かされた。
オオヨシキリが飛ぶ際は葦の穂先ギリギリを飛ぶことが多い。