人吉でヤマセミを追っていると、時々視界にカワセミも一緒に入ってくる。人吉で観察を続けているとごく普通に当たり前の事なのだが、いわゆるバーダーさんの野鳥会では大変な事らしい。ヤマセミを追っているからこそそこにカワセミが入ってくる。基本的に同属なので大きさこそ違え生息エリアや生態はほぼ同じ。仲良く並ぶことも人吉市ではそう珍しい事ではない。
今回も大砲レンズで150~200m離れたヤマセミを追っていると青いぼけた動くものがファインダーに入ってくることが幾度かあった。2~3回ではない。10回は越える。
ピントを合わせるとホバリング中のカワセミなのだ。
これに関してはAFを多焦点センサーにしておくとピンが来ない。単焦点にするとホバリングで翼が動いていても合う事が多い。
幾度かこれでカワセミのホバリング→ダイブを収録できた。まずはこれから。
80m離れた手前の岩からダイブ!採餌の瞬間は草に隠れて撮れなかった。
次はヤマセミを追っていてすれ違った見慣れない単独のカモ!
小さなカモで、単独で水草などを採取していた。
八代からヤマセミ観察に早朝来られた高野博士に訊いても即答はされなかった。で、カモ図鑑なるもので調べたら、ヨシガモとオナガガモの交配種の様だとの結論に至った。球磨川の面白さはこういう所にもあるようだ。