2024年7月27日土曜日

団塊世代の視たパリ・オリンピック開会式、納得だった! The opening ceremony of the Paris Olympics, as seen by baby boomers, was convincing!

  団塊世代の方々は皆同じだろう、オリンピックと言えばフランスのクーベルタン男爵の提唱した近代オリンピック(1896年アテネが第1回)、今のメディア報道とはかけ離れた「勝つことより参加することに意義がある」と教わった記憶をお持ちだろう。

 参加するだけじゃメディア・マスコミも国民も許さない・・・という事を知ったのは、ずいぶん大きくなってからだった。

 今回のパリ大会は1900年、1924年の開催以来パリで100年振りの大会だ。

 しかし、実は筆者はまともに今までオリンピック大会の開会式を報道でもリアルタイムでじっくりと観たことがない。市川崑監督の東京オリンピックは観たが・・。

 じっくりと見たのは1964年東京大会の閉会式だけだ。各国の代表がきちんと列を作らずバラバラに入場、肩車された選手が日章旗を掲げてグランドを廻るシーンが印象的だった。

 団塊世代が「何がなんでもきちんとしていなくて良いんだ!世界はこうなんだ!」と初めて感じたセレモニーだったろう。筆者も眼からウロコだったので非常に印象的だった。

 その想いを振り返りながら先ほど終わった今回パリ大会のダイジェストをNHKの液晶画面で観た。団塊世代としての印象をご紹介したい。

難病に苦労していることを世界中の人がネットで知っているセリーヌ・ディオン!

エッフェル塔だからこそのカッコよさ!スカイツリーじゃ・・。

全体像を映像に収められることを演出家は考えたのだろう。

大学時代からサッカーに熱中した団塊世代にとってはフランスのヒーロー!

聖火台がなぜこれか?団塊世代はすぐに判った!さすがフランス。

世界最初の仏モンゴルフィエ兄弟の熱気球、団塊世代は皆教わって知っている。

1972年以来何十回も訪れたあのパリがこうなるとは・・・感無量。

フランスは自国・旧植民地からの移民で人種のるつぼなのだ。上手く取り入れていた。

米国のTVタレントショウで見せた日本人のパフォーマンスを想い出した。

パリらしいアートがふんだんに入り込んだ構成、敵わないと思った。

大きな催事はやはりNHKだろう、世界共通画像とはいえダイジェスト構成は充分だった。

・・・一通り見て、引き続きのニュースで相変わらずメダルを取れて当たり前の様なアスリートへの期待を報道し続けるメディア・マスコミ。
 アスリートをもっと自由にフリーに戦わせてあげて欲しい、頼むよメディア!

 日本選手の足を引っ張っているのは実は相変わらずメディア・マスコミだという事、開会式を観て思った一番の事。

2024年7月26日金曜日

八代平野でのツバメの繁殖、暑い今年は三回目を数えている。 Breeding swallows in the Yatsushiro Plain, it's the third time because of hot this year.

  2024年、今年の春先からの高温は植物の育成速度や生育の大きさ、花の付き方への異常だけではなく動物の生態にも多きな影響を与えている様だ。

 特に顕著なのが、野鳥の繁殖の回数の多さ。シジュウカラも二番子、三番子が続々育っているようだし、都会でもツバメの繁殖が7月になっても終わらないようだ。東京で聞いただけでも数カ所で三番子を育てているツバメがあるようだ。

 今日のご紹介は、ツバメが巣作りの為、田んぼその他泥のある場所から建築材となる泥を咥えて運ぶ様子。5月頃の撮影だ。

植物の残骸が混じった泥がツバメにとって最高の建材らしい。


こういった素材を集めるのは本能なのか経験値なのか?大自然は不思議だ。



泥場と巣の往復を日に何度行うか?誰か調査してほしい。

2024年7月25日木曜日

八代の海に面した干拓地では野鳥の群れに良く出遭う、その2。 In the reclaimed land facing the sea of Yatsushiro, one often encounters flocks of wild birds, Vol2.

  「八代市の野鳥」束見本印刷まで完了、明日はページ建てに沿って製本、見開きの左右バランスなど目視で判断、データを微調整する作業。

 大きな調整をした場合は再度そのページをプリントし入れ替えて全体を本番通りの束見本として制作製本作業へ。束見本は片面印刷なので倍の厚さになる。

印刷仕上がりはこの半分の厚さ。210㎜×210㎜のA4変形判


 今日のご紹介野鳥群は、昨日の続きで陸編。


アトリとニュウナイスズメの混成群



スズメだって大群になる

カワラヒワの大群は羽音が凄い!


カワラヒワは何処でも群れる、枯れ木も花が咲いたよう!

2024年7月24日水曜日

八代の海に面した干拓地では野鳥の群れに良く出遭う。 In the reclaimed land facing the sea of Yatsushiro, one often encounters flocks of wild birds.

  写真展出展、写真集編纂中の「八代市の野鳥」に関する一連の準備は半分ほど目途が付いたが、まだまだ準備万端というまでにはとても届いておらず、現在なお追い込み中だ。

 連日、出展する画像を中心にこのブログでご紹介中だが、現場会場ヘは是非お越しいただきたい。筆者も是非行こうと思っているが、なにせ写真集入稿迄は予定がまるで立たない。

 同時に夏のお盆前のピーク時なので、航空券が取れるかどうかまるで判らない。

 今日の八代の野鳥は「群れ」

 海を背負った金剛干拓地、およびその北側鏡川までの広いエリア、八代干拓北新地は野鳥の宝庫だ。単独の猛禽類はもちろん、トビのコロニー、ゴイサギの鷺山、を含めて各種野鳥に出遭える「おいしいエリア」なのだ。

 撮り鉄で言えば大井川鉄道沿線のようなものかもしれない、あるいは機関庫か?

 あまり撮影する機会の多くない群の画像をご紹介しようと思う。今日はまず海鳥!

カモ群の一斉飛翔 ヒドリガモが多い。このほかオナガガモ、カワウも。

シロチドリやダイゼンなどもこの程度の群れはしょっちゅう見かける。



遠くと手前、二種類の群れが飛び交う事も珍しくない。

ソリハシシギが手前へ向かって群れ飛んでくる。潮の干満時によく出逢う。

2024年7月23日火曜日

猛暑日が続く暑い日は、なんと!ツバメも水浴びをする。 What's up, swallows are also said to bathe on extremely hot days!

  写真集を編纂するという事は大変な事だというのを改めて感じているここ数週間だ。しかし野鳥を撮るだけで終わっている人がこの世にどれだけいるかを考えた時、自分でゼロからページ建てをしながら実際に写真集を作れるのは大変幸せだと思う。

 特に撮った野鳥の画像をそれぞれを改めて視て比べながら、レイアウトするのは実に楽しい! 同時に、なおかつ撮影した時のことを想い出せるのはこの上ない至福の時かもしれない。

 今日はそんな写真集には入れられないが、真夏の炎天下撮影したツバメの水浴びをご紹介してみたい。このシークエンスはツバメの水飲みなのか?水浴びなのか良く判らないが、飲むだけならこれほど全身を水にくぐらせずとも良いのではないかとの自己判断から、水浴びとしてご紹介する次第。場所は球磨川の遥拝の瀬の上流部。








カットごとにキャプションは不要だろう。

2024年7月22日月曜日

八代の野鳥たちシリーズ、雨の日や雪の日の生態は? Birds of Yatsushiro series, what is their ecology on rainy and snowy days?

  八代の野鳥シリーズ、写真展へ出展する画像100点余りをデータで事務局へ送り、ひと段落したところ。今後は出展した画像中心に「八代の野鳥」という写真集の自費出版を予定している。

 公共施設での写真展なので、会場ではお見せしたり販売したりは出来ないようなので、写真展終了後、市内の何処かで個展的なものを開催し、その場でご披露できればと考えている。

 今回は書籍出版のプロには頼まず、自宅で完全に自分のパソコンで制作、入稿迄DTP(=Desktop Publishing/自宅デスクで制作して出版)なので人吉市の山翡翠(1,000部出版)とは異なって100冊程度の自費出版しか考えていない。

 印刷上がりもまだ未定。一回テスト版を作ってみようとも思っている。

DTPの概念= https://www.kinkos.co.jp/column/what-is-dtp/

2017年に自費出版した「人吉市の山翡翠」のデザインを踏襲している。

で、今日の八代市の野鳥は、雨の日や雪の日の八代で撮影した画像。

まずは真冬2月の雪の日の八代で、松井神社のアオジ

同じく松井神社の裏の小さな池の奥で雪をしのぐモズのオス

金剛干拓へ回って周回堤防からホオアカ

同じくカワラヒワ

こちらも金剛干拓でジョウビタキのオス

こちらは初夏のセッカ

2024年7月21日日曜日

団塊世代はデジタルとAIによる人間生活の激変を憂えている。 Boomers are concerned about the radical changes in human life caused by digital and AI.

  筆者の個人用パソコンは現役4台(デスクトップ2台+ノート2台)ともOSはウインドウズで動いている。クリエーター系・アーティスト系がMac系を多用するのに対し、ウインドウズ系で駆動している理由はパソコンそのものに触るようになったのが1998年の長野オリンピックからだから。

 1998年長野オリンピック時、筆者はその大会から採用されたスノーボード競技の競技役員を拝命し、広報担当としてIBMのウインドウズで駆動するThink Pad(当時の価格で70万円)を与えられ、プレスルームに常駐し使用せざるを得なかったのだ。ソフトは全てマイクロソフト系だった。

 多くの実務的・現場業務で多忙だったビジネスマンはそのほとんどが当時ウインドウズ系のパソコンを使用しているはずだ。これは1995年~2005年の一般・個人用PCが急速に普及した時代、学校や政府官公庁のほとんどがウインドウズ系のPCを標準装備し動いていたからに他ならない。

 まだMacとWindowsの互換性に難点が多かった時代、得意先のOSに合わせたPCで文書やプレゼン資料を作成するのが当たり前だった。

 PC操作、使用スキルも、日々の業務量が多い人間にとっては「忙しすぎて覚えている時間が無かった」…のが実情だろう。なおかつよくフリーズして固まったり、ウインドウズ系と互換性に乏しかったMacを覚えるより、得意先に直結するウインドウズで、とりあえず周りや日常から遅れないようにするのが精いっぱいだったのだ。

 だから人より先にパソコンを始めたクリエーターなり似非クリエーターで「ふん!アナタはマックじゃないんだ、ウインドウズなんだ?」と上から目線で見下したように言う人間たちは、その当時余程ヒマで仕事がなかったのだろう。

 驚いたことに今でもそう言う輩が居るのに驚かされるが、世界の70%がウインドウズ系PCで動いている実情はこの事実を裏付けているのではないだろうか?

 もしくは当時官公庁など大きな得意先へ自分で直接PC作成物でプレゼンしたり・・という直接ビジネスをしない、当時下働きの立場だったのだろう。時代が今とは相当違った頃だもの。


で・・・。

 昨日の世界のデジタル界の大混乱をご存じだろうか?

セキュリティ・ソフトの不具合で世界中が大混乱になったという。

 航空券の予約や航空便の運航、保険の対応(事故処理・申請・支払)ファーストフードの注文・販売などが全て「真っ白状態」になり動かなくなったという。特に米国での航空便欠航3,300便とは台風や地震災害以上ではないだろうか?
1日経った今朝もまだ余波が残っている様だ。

 しかしこれだけの騒ぎ・売上損失に対して問題になったセキュリティ・ソフト会社は「申し訳なかった」と詫びるだけで済まされ、金銭的保障などは一切行わないのだろうか?

 そのソフトを使用する際の約款に「当社のソフトを使用することで、不都合が起き金銭的損害を被っても当社は一切責任を持たず関知しない。それでも良ければ使用されたし」みたいなことが書いてあるんだろうか?
被害を受けたパソコンは850万台だという、これが近い将来億の単位になるだろう。


 たとえ書いてあったとしても、どうも納得いかない。「当駐車場内で起きた施設・装置の原因以外、一切のトラブル、事故・盗難などには関知・責任を負いません」てのと同じだろうか?しかしそれで良いんだろうか?

 そのうち飛んでいる飛行機が使用ソフトが原因で墜落したり、衝突したり、発着時の事故に繋がったりしないだろうか?

 これは郵便局で郵便番号をデジタル機械が読み取り間違いを起こして、熊本の知人宅へ行くべき郵便物が、十勝の牧場へ届いてしまうのとは違うだろう?人間の命にかかわる事態に発展する日もそう遠くないと思う。

 何でもかんでもスマホを使用してQRコードから入って処理しろだの、LINEで申し込めだのデジタル・通信・セキュリティ多用の現代社会。そろそろ大きな障害・事故が起きて大混乱になる様な状況の足音が聴こえているような気がする。

 天変地異、地震、水害、山火事、更にはいつ来るか判らない小惑星の衝突・・・これらよりはるかに身近で今すぐにでも起こりそうなデジタル・通信・セキュリティの異常・暴走による大事故。

 今回の事故はそれらのホンの始まりじゃないのかと憂える団塊爺だ。

2024年7月20日土曜日

団塊世代は喫煙飲酒でオリンピック代表を辞退させるスポーツ界を憂える。 The baby boomer generation is concerned about Japan, which has forced athletes to withdraw from the Olympic team due to smoking and drinking.

 あと二ヶ月で20歳になるアスリートが飲酒喫煙をチックられてオリンピック出場を辞退させられた、というニュースに驚かされた。

女子の体操選手って全然知らないが・・。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c50995003246a57cc326379258457ec42c4c1abc

 ニュースを見ると20歳以上でも飲酒は禁止だという。しかし、優勝したり、他国チームとの懇親会でも酒を飲むなというのか?

 実はそういう場合は監督他責任者の了解を得ればいいという。

 しかし、世界を見て欲しい、喫煙飲酒の年齢制限は欧米・アジア共に18歳以上が圧倒的に多い。選挙権を18歳以上にしておきながら、飲酒喫煙という項目だけ20歳以上という我が国、ものすごい矛盾で恥ずかしくないか?


https://www.traveltowns.jp/agelimit/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2E_2uTKj1S8lNopEBV13UISlEfQCVO34JKn_lu3OjxzoMBKS8HfNF1q64_aem_ykd95agBFAQA4i4XnE5tDg

 オリンピック種目の多くは欧米が発祥の地だ。スポーツ界も我が国の政治家も少し世界を見た方が良い。メディアもただ過大な期待をかけてアスリートにプレッシャーをかけるだけで、こういったケースでアスリートを擁護する側に回ることは無いのだろうか?

 決してこの女子選手を知っているから、このブログでご紹介するのではなく、男子選手であっても必ず同じことを述べる。これはおかしいだろう?

このブログを投稿したあとでネットを見たら、こういう記事が出ていたようだ。同感!