2022年11月28日月曜日

ヤマセミの新写真集編纂に使用する候補画像の一部。その1・巣穴の出入り。 Some of the candidate images used in the compilation of a new photobook of the Crested kingfishers. Part 1. Entering and exiting the burrow.

  猫も杓子もメディアもワールドカップサッカーの素人評論家気取りで騒いでいたが、もう失うものは何も無いと死に物狂いで挑んできたコスタリカにやられた日本。世界各国の優秀な素材がサッカー先進国プロリーグへ登録参加し、プロ選手自体のレベルが出身国を問わずほぼ横一線になったことや、「気力の差」がモノを言う現実を嫌というほど見せつけられた試合だった。

 これで少しは「メディアのから騒ぎ」も収まってくれるだろう。

 これからは折を見て、現在編纂中の「ヤマセミの繁殖観察」写真集に掲載候補の画像の中から一部をご紹介していこうと思う。候補画像カットは実際に掲載する量の5倍以上あるので、実際的には載せないもののご紹介が多いとは思うが・・。

 いきなりだが、まずは巣穴へのヤマセミの出入り。これは巣の中の状況で出入りのアクションがまるで違うのですべて同じではない。中は1.5~1.7m、造成時には奥にUターン出来るスペースを造るがヒナが育つと空間が一杯になり、親鳥はUターン不可能になる。

 2016年の撮影、周りには人家は2軒しかなく、それも今は廃屋になっている。シラスの壁自体も例年50~70㎝崩落で後退し続けるため、この巣穴は6年経った今跡形もない。在るとすれば新たに掘られたものと考えた方が良い。





もうやってストレートに入って行って

頭から出てくる場合は抱卵~羽化後ヒナが小さい場合か、それ以前の場合。ヒナが大きくなってくると後ろ向きにお尻から出てきて空中で向きを変える。


2016年の撮影、このシラス壁は崩れて1m以上後退しており、この巣穴は消滅。

2022年11月27日日曜日

団塊世代は何故野鳥の飛翔シーン撮影を好むのか。 Why do baby boomers like shooting wild birds in flight?

  筆者の様に野鳥を撮影する際飛翔シーンが多いと、「あー、飛びモノね?」と何だか非常に特殊で野鳥撮影の王道から外れているように軽めにのけ者扱いするバーダーが居るようだ。飛ぶ鳥を盛んに撮影する友人からもそう言われた。

 筆者は思う、そういう人たちは自分じゃ飛んでいる野鳥は撮れないから、悔しいからそういうものなのだと聞かされて、まさかとは思ったがどうやらそうらしい。

 しかし筆者は思うのだ、何度も繰り返すが「野鳥と航空機は飛んでいる時こそ美しい!」

  そもそも、野鳥の生態研究をするのに「飛ぶところの画像」が無くてどうする?





これがトリミングする前の画像、画角の中央にヤマセミを捉えている。

上の画像のトリミング、500㎜手持ち撮影。

照準器も使用しない。



連写効果もあるが、常に中央に捉えるには練習を欠かさないことが第一。

2022年11月26日土曜日

団塊世代の週末はいきなりハヤブサの採餌行動観察から始まった。 The baby-boomer generation's weekend suddenly started with observing the foraging behavior of peregrine falcons.

  週末はいつも団塊世代の愚痴こぼしやメディアへのクレーム・嘆きを吐露するのがこのブログの「お約束」なのだが、今朝はちょっと違う。

 毎朝ポケットにコンデジを入れて愛犬散歩をするのだが、今朝はいきなり一番近い鉄塔の上から猛禽類の叫び声が聞こえ、群がり始めたカラスを避けて一本隣(250m先)の鉄塔まで移動するのを目撃した。

 雨間近の暗い朝なので、猛禽の種類は判らなかったがいつもの猛禽類らしいシルエットではなかった。あとで分かったのだが捕えた獲物(ハト)をつかんでいたので複雑なシルエットに見えたのだと思う。

 即走って行って(74歳が愛犬を連れて250m全力で走る)コンデジを鉄塔のてっぺんに居る猛禽類に向けた。どうやらハヤブサの様だ。

 鉄塔を下から見上げるのだから、鉄塔の上にのっけた獲物は見える訳がない。しかし、時々はみ出る主翼の大きさ、むしられてヒラヒラ落ちる羽根の一部(=後で探して回収)を見る限りキジバト、もしくはカワラバトらしい。

 熊本県の人吉球磨エリア、錦町でハヤブサのハンティングから河原に降りての食事の一部始終を撮影した2時間を想い出し、しばらくは鉄塔から動かないだろうと察し、まず愛犬散歩を終え、自宅に戻って500㎜ズームを装着した一眼コンデジを持ち出した。

 40分経っていたが、まだ羽をむしって食事中。しかしカラスが5~6羽寄ってきた。充分食べたのだろう、いつものパタパタして飛ぶ飛び方ではなくゆっくりと羽ばたきながら悠然と去っていった。

 薄暗い条件下の撮影だったので、画像的には最悪なのだがご容赦願いたい。




盛んに羽根をむしっている。



カラスが続々近寄ってくるが・・。

威嚇すると、クモの子を散らすように離散する。

20m以上ある鉄塔なので風向きを考えてむしられた羽根の飛んだ方向を探した。

多分ハト系だと思われる。オナガやヒヨドリではないと思う。

2022年11月25日金曜日

ヤマセミの新作写真集の編纂中に出てきたヤマセミの写真 第11弾。 A unknown picture of a Crested kingfisher that appeared during the editing of a new photo book . Part11.

  4日間ヤマセミの画像から遠ざかっていたが、未知のヤマセミ画像が続々出てきている。今までのヤマセミ写真集は、珍しい生態や人吉球磨という自然環境、街中での希少種野鳥の佇まい中心だったので編纂はわりに簡単だった。

 しかし、今回の「繁殖記録」をテーマにした写真集は膨大な観察記録を文字データ化しなければならない部分もあるので、非常に手間がかかる。

 2014年の5月人吉に3週間観察滞在した時の撮影画像は膨大なカット数に及ぶ。今回これを丹念に精査しているが遅々として進まない、イラつくが「えっ?」という画像もあったりして撮った本人が驚いている始末。だから撮影はやめられない。

今日ご紹介の画像は、球磨川本流方面で連日ヤマセミが巣立っている時に、一足先に幼鳥が1~2羽巣立った、別の川辺川ファミリーの動きを捉えた画像。メインで観察していた場所から車で15分程度の場所だ。

 ヒナが巣立ち(一部まだ巣立っていないヒナが居るようだ)安心したのか、つがいの親がのびのび飛び回っている様子が判る。







光の関係が球磨川本流とは違うので珍しい絵となっている。

2022年11月24日木曜日

雨の奈良で関東より早く幾度もルリビタキに遭遇。 In rainy Nara, I encountered several times the Red-flanked bluetail earlier than in the Kanto region.

  京都・奈良で、此処まで長い雨に遭ったことが無かったので、暗い雨空の元での野鳥撮影はしんどい作業ではあった。が、しかし11月にこんなに頻度高くルリビタキに出遭えるとは思わなかった。

 紅葉と野鳥のコラボレーション画像を狙っても、さすがに雨粒が背景にたくさんあっては興ざめの様な気もする。

 東京ではルリビタキは新宿御苑や明治神宮でも12月に入ってからが普通だと思うが、奈良近辺では11月初旬から見られるようだ。

 常駐のカワセミは此処でも水場さえあればチョコンと居る。春日大社へ向かう左手の萬葉植物園ではルリビタキ、カワセミ、ヤマガラ、アトリ他、季節の野鳥に遭遇する機会が多い。ただし紅葉のピークには観光客も多く、おちおち撮影などしていられないから要注意。

霧雨に近い雨だが、十月桜?なども花びらに水滴いっぱい・・。

こういう時期にこういうタイプの花に出遭えるとは?

アトリは結構多い様だ。

人懐こいヤマガラは一瞬止まって「何?なんか用?」という顔をした。

いると必ず客が騒ぐカワセミ、スマホを構えたころにはもう居ない。

人が気が付かない場所に退避中。

ルリビタキには多分3個体遭遇。

オスが多かった。メスには出遭えずじまい。

この鳥は高い所にはあまり行かずに地上付近が多い。

2022年11月23日水曜日

団塊世代は京都でカワセミの多さに驚愕した。 The baby boomer generation was astonished at the large number of kingfishers in Kyoto.

  11月も末、今年も各地で紅葉のピークを迎えているようだ。筆者は幾度も紅葉シーズンの関西、特に京都・奈良といった超有名な観光スポットへ行けているが、そのほとんどは仕事がらみ。

 何故か小さい頃、昔から晴れ男で小中高校生時代、学校行事で「雨のため中止・延期」という記憶が全くない。父親の仕事の関係で東京~九州の小学校4校を渡り歩いた、サーカスの子供の様な育ち方をしているが、運動会・遠足が雨で中止になったことは一度もない。

 1980年代~90年代に20回開催されたウインドサーフィンのアマチュア参加大会「フロム・エー・カップ」「チンザノ・カップ」も総合計60日程の開催中、雨・暴風などで中止になったのがたった1日しかない。天候に左右されやすい海洋イベントで恐るべき実施率だ。

 こうした傾向は筆者の京都・奈良行にも表れていて、過去60年間で250日を超える滞在期間中雨で宿から出られなかった日は2007年祇園祭山鉾巡行の際(夕立9㎜の雨)だけ。

 あとは時雨・天気雨はあったもののおおむね行動を変更するようなことは殆ど無かったと記憶している。

 したがって紅葉シーズンにしろ撮影画像は大量に残っている。珍しく今日の様な全国的に雨の日は、前日撮影した画像を持ち歩くラップトップPCで即アップできたりする時間があって落ち着く。珍しい事だ。

 京都・奈良に来る都度思うのが池や沼の多い事。寺社が多いので当然と言えば当然の事。水場があれば必ずいるのがカワセミ。永観堂、南禅寺、御所、二条城、平安神宮の堀、鴨川、賀茂川、加茂川、何処にでも居る。京都植物園の池・沼にも複数が居た。今日はそういった京都・奈良のカワセミをご紹介。

まるで上野の不忍池と同じ景色だが、赤い桜の紅葉ともみじ紅葉自体が違う。

当然のように此処にもカワセミが居る。

京都植物圓の半木神社を取り巻くハス池ほか数か所でカワセミ


それぞれの池の背景が違う、各個体も元をただせば皆家族に違いない。


広い鴨川にもカワセミは居るのだ。声ですぐにわかる。

2022年11月22日火曜日

ヤマセミの新写真集の編纂中に出てきた野鳥画像その10「尾のないエナガ」 Wild bird image that came out while editing a new photo collection of Crested kingfishers Part 10   "A tailless long-tailed tit "

  昨日の不気味に右目が2個あるシジュウカラの撮影現場から300mほど離れた場所で長い尾の取れてしまった(もしくは生まれつき尾が無いのか?)ダルマみたいなエナガに遭遇。

 奈良公園へ行ったことのある方はお分かりだろう。その昔、中村錦之助主演「宮本武蔵 般若坂の決闘」という映画のロケで使用された奈良公園の浅茅が原~飛火野で遭遇したもの。

 2007年当時、筆者はまだ野鳥の撮影を始めて間もなく、野鳥の種類をあまり知らなかったので、尾が無いエナガをそういう野鳥だとばっかり思っていた節がある。無知とは恐ろしいものだ。

 今考えると一緒に行動している他のエナガも撮影しているので、分かりそうなもんだが、初心者の筆者は分からなかったようだ。

 むしろ、今考えるに2005年愛知万博実施、2008年の洞爺湖サミットを翌年に控えて何らかの自然環境破壊、地球温暖化にその原因があるのか?などと勝手に想像していたのを想い出した。

 しかしあの長い尾羽があればこそバランスをとれているエナガだが、尾羽が無くてもうまい事バランスが取れるのだと、いまさらのように感心した。尾のない凧とはいささか違うようだ。


時々群れの中に居たりするのに遭遇するが、撮影となるとなかなか・・。




木の枝の節穴に巣くった蜘蛛や昆虫を食べているのだろうか?