基本的に風が吹いてくる方向に向かってホバリングし、多少移動しながら上空から営巣中の我が家を監視したり、空中で羽虫をフライングキャッチしたり野鳥で無ければ出来ない行動を観察できる。
多少首が痛くなることを覚悟しながら観察を続けると非常に面白い。
特に刈り取りが終わった麦畑や休耕田がそのメイン会場だろう。
意外に人の通る地道の脇から急に飛び立つことが多い。理由はすぐ傍に巣が在るからだろう。巣は草の茂みの中ではなく、開けた刈り込まれた見通しの良い所に一見無造作に造られているので割に見つけやすい。
4~7月と繁殖期も長い野鳥なので、こまめに探すと繁殖の様子を観察できるかもしれない。
この日は3つの巣を発見したがいずれもまだ卵の状態で孵化して居なかった。何とも無防備な巣で呆れてしまった。