ちょうど30万回のカウンター表示を記録したかったのだが、外出していて、そろそろだろうという「その時」をついうっかり失念してしまっていた。しかし、これでこのブログも一区切りになるだろうと思う。
これもすべて日頃からこのサイトをご覧頂いている皆様のお陰様と感謝に堪えない。海外からのアクセスが30%以上、時には海外の方が多い週もあったりしてブログの持つ特質を身を持って感じている。
日々それだけの方々に注目し楽しんで頂いている悦びと同時に、いい加減な投稿、間違った事をご紹介してはいけないという責任感プレッシャーで身の引き締まる思いもある。
昨日のヤマセミ幼鳥とカワセミのニヤミス一連の連写シーンへの問い合わせが早くも来ている。「何処で撮ったのか?」「何時頃だったか?」「撮り方は?」
何処で撮ったかお教えしても、其処に行かれて狙って来なかった際に「ウソをつかれた」と言われかねないので球磨川本流です!としかお答えできない。
時間的には朝7時頃。撮り方は簡単だ、ヤマセミを追い掛けて観察し、面白い生態をファインダー越しに狙い、シャッターを押した結果ヤマセミが撮れるわけだが、偶然そこにおまけでカワセミが写り込んでいたのを後でパソコンで知る・・・と言うのが実際なので、筆者の場合は最初からツーショットを狙って撮った、撮れたいう訳ではない。
筆者はヤマセミの生態と人間との共創・共存の研究が主目的なので、ヤマセミとカワセミのツーショットが「写真的・アート的」に面白く珍しいから狙ったなどという事は一度もない。
逆に言えば、そういう目論見でツーショットを狙うのであれば、撮影チャンスは多く生まれるかもしれないが、更に多くの撮影チャレンジをする努力をしなければ叶わないかもしれない。
多くの反響があった先日のヤマセミ幼鳥とコサギの睨み合いは生態観察の結果だし、桜の樹に留まって花を愛でている様なカワセミの画像もあくまで狙って撮ったモノではなく、野鳥の生態観察の結果偶然の産物なのだ。
今日のヤマセミ、カワセミツーショットもすべて同等の生態観察の結果。
今年の5月のツーショット
上の画像の30秒後
これはカワセミにフォーカスしていて、逆に遠くのヤマセミには気が付かなかった。
これはヤマセミとカワセミの存在に最初から気が付いていた珍しいケース。昨日アップした並んでいる画像の続きがこれだ。
2013年撮影のヤマセミ・カワセミランデブー(古いね!)飛翔の画像。
並んで飛んでヤマセミがカワセミを追い抜いて行った瞬間。決して狙って撮れるものではない。