2017年6月23日金曜日

武蔵野の住宅街に飛び交う尾の長い野鳥たち。 There are many kind of long tail wild-birds in Musashino residential area.

 昨日の雨で武蔵野の野川に水が戻って来た。本来、国分寺ハケと呼ばれる河岸段丘から湧き出る湧水がまとまったもので、雨水で流れが形成されている訳ではない野川だが、今年は大元の地下水も枯れがちな少雨だったためか、ここ数週間野川の一部が干上がってしまっていた。

 今日、夕方いつものランニングで野川をチェックした所、一部で水が戻って来ており、小魚がさかんに跳ねていた。また数日すると本格的な雨になるので更に水位は上がるだろう。

 野鳥中心のブログなのに、何故そこまで地元の小川の水の事を気にするかというと、野川が干上がると周辺の野鳥の数が激減するからだ。いつもは必ずいるカワセミなども今は姿を消している。

 そんな中、ほぼその影響を受けていない野鳥が2種類相変わらずうるさく飛び回っている。オナガとワカケホンセイインコという尾の長い野鳥たち。いずれも小群で行動する中型の野鳥だ。

 オナガは昨年三鷹市や武蔵野市などの住宅街で繁殖していることが判明したが、ワカケホンセイインコは相変わらず世田谷区の大岡山・東京工業大学キャンパス周辺を塒としているようだ。繁殖もその周辺の様だ。
 今日はまずオナガから。オナガはカササギと一緒でカラスの仲間。その鳴き声などから恐竜から進化した事が非常に納得出来る感じの野鳥だ。

住宅街の公園で・・・。



ここ最近アパートやマンションの屋根に良く留まるようになった。



動作が鈍い様に見えてもフライングキャッチをしたりする。

気性は非常に荒く、仲間のカラスにも平気で攻撃を掛ける。

大きなカラスの方がタジタジになる事も多い。