その意外に長い走行距離は、前回地球上の大陸地図で見てみるとどのくらいになるのか調べてみて驚いた事を紹介した。
5月27日もうすぐ新門司フェリーターミナルというSA内で・・。
何度も間違いではないだろうかと調べ直したのだが。
調子に乗って、じゃ、北海道に同じ感じで行けるだろうか?と調べてみたら何と「北海道は九州よりはるかに近いのだ!」。北九州から東京有明までのフェリーは徳島経由なので2泊3日掛かるが、大洗ー苫小牧間は18時間、仙台ー苫小牧間は15時間なのだ。
一方でその昔、北海道でのスノーボード・国際大会を運営した際、無人車航送で散々利用した東京・有明ー釧路間のフェリーは無くなっていた。
友人から、「そんなに体力とお金を使って、採算は合うのか?」と訊かれたので、感覚的にはいつもより安いけれど実際の所はどうなんだろう?」と思い、レシートや領収証、カード決済金額を調べた結果が以下の通りだ。
宿泊費・食費はいずれの方法でも同額掛かるので除外して比較してみると今回の方法が従来の方法で15日間滞在するのに比べ、ちょうど半額で済んでいる事に成る。これには自分で驚いてしまった。まさに目からウロコ状態だった。
やはり一番コストが掛かっているのが現地でのレンタカー代だ。たとえFitやVitzの様な1,000ccクラスのファミリーカーを借りたとしても、3万円弱今回の方が安かった。旅先で借りたレンタカーに傷がつかないかナーバスに成りながら山道・地道を行くのは精神衛生上も良くない。これは実際経験しなければ判るまい。
RV・SUV系の四輪駆動車を貸し出す所はあまりない上、在ったとしても稀少車だからなかなか予約も出来ないのが実情。探鳥ドライブはあちこち地道・山岳道路を行くので四駆はある意味必須かもしれない。厳冬期の北海道・道東では勿論四駆のスタッドレス(北海道では標準装備)を借りた。
今後、自分の探鳥ツァーのスタイルが変わる事が今回の九州行きではっきりと判ったような気がする。「百聞は一見に如かず」という古人の格言をまさに感じ取ったツアーだった。
今日のブログはその行きのSA(=サービスエリア)で見かけたツバメの繁殖行動をご紹介。各場所でそれぞれ違う展開が面白い。
サービスエリアでまさに自分の車の前を飛ぶツバメを撮影
行きも帰りも口に巣作りの材料を咥えているようだった。
一体何処から高速道路のSAへこの泥を咥えてくるのだろう?
時には藁屑を咥えて持ってきている。
何故か非常に低い所を飛ぶのだが、理由は不明。
SAの施設のトイレ入り口が多い様だ。
鳴いて親鳥に餌を求めるヒナ。
2mほど離れた所から親も答える。筆者も属しているバードリサーチから支給されているのだろう、巣の落下除けのペーパーに乗っている。
此の落下除けは結構普及しているようだ。
西へ進めば進むほどヒナが大きくなっている様な気がするが・・・。