2024年1月1日月曜日

辰年元旦は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)にちなんだヤツガシラで開幕! New Year's Day of the Year of the Dragon begins with Hoopoe, named after the eight-pronged serpent (Yamata-no-Orochi)!

  新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


 2024年・令和六年辰年が明けた。辰は龍とも書く。十二支の中で唯一空想上の生き物だ。  日本古来の書物・古事記に出てくる八岐大蛇(=ヤマタノオロチ)はその名の通り大蛇のはずなのだが過去描かれた絵のほとんどは八つの頭の蛇と言うより八つの頭の龍なのだ。

大蛇や蛇は「悪の象徴」で滅ぼされるのだが「龍」は神様なのだ。

 ネット上に出てくるヤマタノオロチのほとんどが八つの頭の龍。

 そこでこの野鳥を軸としたブログでは開いた冠羽が8つに見えることが和名の由来とされ、八つの頭の龍「ヤマタノオロチ」にちなんで名づけられた珍鳥ヤツガシラで今年の元旦を飾っていこうと思う。

 此のヤツガシラという野鳥、日本では春先に南から渡ってきて通り抜けていく旅鳥の一種と言われている。一部で繁殖している様だが、世界的に視て日本には生息していないことになっている。それほど出会い難い野鳥の一つと言って良い。野鳥撮影で始終アンテナを張ってその存在に気を付けている方でも、その季節性などの理由で野鳥撮影愛好家でも3%程度の人しか生では遭遇できないと言われている。

ヤツガシラの世界的分布図 Wikipedia より

 筆者は今までこのヤツガシラに三回遭遇している。一回目は3月20日熊本県熊本市西区で。あとの2回は撮影年が違うが鹿児島県薩摩半島開聞岳附近で3月30日。

 今回は熊本市西区での撮影画像から。
最初視た時は「まさか!」という感じだった。

こんなに抜けの良い場所で一羽ぽつんといるなんて・・。

草地で30分ほど地面を穿って土中の虫を放り上げて採餌していた。

このように低く飛んでは場所を移動しながら採餌に集中していた。



フワフワしながらも思いのほか速く飛べるようだった。

滅多にお目にかかれない上からのスタイル・模様が偶然撮れていた。

今年もぜひこのYAMASEMI WEB BLOGをよろしくご贔屓にお願いしたい。努力して毎日更新を続けていきたいと思っている。