例年、還暦を越えた後の正月というものは静かに過ごすか、この1年の過ごし方を色々考えながら結構落ち着いているものなのだが、今年は違った、全然違った。
第一、天候からして異常だ。昨年12月から作り始めた干し柿、もう作り始めて18年経つ我家二階のベランダ恒例冬の風物詩なのに、気温が高すぎて1/4が黒ずんでしまった。いつもの奇麗な柿色が出なかった。
それに糖分の白い粉を吹くのが異常に早かった。こんな年は初めてだ。
年明け12日目の昨日だって、三鷹市の朝7時の気温が-3.7℃。北海道の札幌市の-1℃より低いのだ!こんな事生まれて初めてかもしれない。
我が家の玄関先日陰地上1.5mに設置した寒暖計、午前7時撮影
昨日の地元三鷹、地表の様子。霜は降りるが乾燥した大地に霜柱は立たない。
日本気象協会のデータ(三鷹市)
日本気象協会のデータ(札幌市)
札幌在住・阿部 幹博氏(スノーボード界のレジェンド)撮影
仲の良いFB友が投稿した札幌郊外から見た手稲山の画像と三鷹の画像と比較してもまさかと思てしまう。
気候・気象の問題とは別に人間社会での出来事はもう信じられないほどの大きなニュースばかりだ。
下世話な文春砲らしい松本人志のどうしようもない下劣なネタは別として、能登半島大地震、羽田の航空機事故。現役バリバリだと思っていた中村メイコさん、八代亜紀さんの訃報など、まるで自民党の派閥パーティ券売り上げ金不正計上+キックバック騒ぎのメディア報道を隠すに都合良い「神風」のようなニュースばかりではないか!
大晦日に亡くなられたという中村メイコさん、NHKラジオ「一丁目一番地」を小学生の時毎日聴いて育った団塊世代。「尋ね人」という引揚者の情報番組の合間に流れていたのをよく覚えている。もっと長生きしてほしかった、残念。
中学生の頃二年ほど住んでいた熊本県八代市出身で二歳年下、団塊世代と言っても良いほど。
水前寺清子、石川さゆりと熊本県が生んだ代表的な演歌歌手の一人だったが、頭一つ出ていた気がする、残念。
年頭から悲しい残念なニュースばかりだが、持ち直して良いニュースが増えることを念じたい。
このブログも、先ほど開始以来888,888回のアクセスを頂いた!末広がりの縁起の良い数字、この先は良いニュースばかりである事を祈りたい。