一昨日の中村メイコさんの訃報に続いて、今度は八代亜紀さん。中村メイコさんは神津善行先生のご縁で幾度かお逢いし、神津ファミリーの食事会にも誘って頂いたりしたが、八代亜紀さんは中学校時代同じ八代市内の市立中学(筆者は八代二中、彼女は八代六中)に通ったというだけで、在った事はないのだが・・。
出身地の名前を芸名にした数少ない芸能人ではなかったろうか?同じ熊本県出身の水前寺清子も同じ水前寺という地名を芸名にしている。地元意識の強い地域なのだろう。
歳も二つ下だし、直接会ったこともなく、曲も知らずファンでもないが全く他人とは思えない。彼女が通った八代市立六中は球磨川河口の水島という遺跡傍の土手下に在る。実は筆者2010年以来人吉のヤマセミ観察の帰りに必ず八代市に泊まり旧友とのミーティングをすると同時に球磨川沿いや金剛干拓地で野鳥の観察撮影をしていたのだが、まさかその市立六中の脇だったとは今日まで知らなかった。
しかし今年は元旦からあまりにドキドキする事件・事故・自分に縁のある方の訃報が多い。何か時代の大きな変革の時なのだろうか?
昔と違って、今は知っている有名人の数がテレビその他メディアの影響で非常に多い為、今後毎日知っている人の訃報に接することになるのだろう。
今朝もドイツの皇帝フランツ・ベッケンバウアー氏の訃報を知った。大学時代4年間体育会サッカー部だった筆者にとって、イングランドサッカーのジョージ・ベスト同様尊敬するプレーヤーだった。
情報もその量とスピードに人間の脳が付いていかなくなっている。有名人は亡くなってもメディアで流れる前に葬儀を終え、しばらくしてから発表するようになった。これも時代の流れというものだろうが、忙しい世の中になった。
そんな正月も今日で10日だ、今日は昨日の続き、松の内に野川流域で出遭ったシメ。
飛んでみるとシメはなかなか奇麗な野鳥だと思う。