先週のメスは自然観察園の木道や鉄柵に留まったりして、筆者の周りを付かづ離れず、ジョウビタキのメスと同じように人懐こい感じだったが、オスの方は木道にはついに乗らず、地べたや腐った倒木、日陰の灌木の間を飛び回っていた。
この生態というか性格の違いは何なのだろう?ジョウビタキのオスは奥日光の戦場ヶ原自然研究路(赤沼~湯滝)の最北端・湯滝の最後の鹿よけネットゲートの手前辺りに4月頃からいつも居るのだが、日なたに平気で出てきている。この動きと随分違うので面白かった。
新宿御苑などでバーダーを喜ばせているルリビタキの♂も、時々通路にまで出てくるようなのだが・・・・。今日のオスは非常にシャイだったようだ。こちらは例によって発見と同時に一歩も動かなかったにもかかわらずだ。
そのうち、メスもまた出て来てくれたので1日で同じ園内でオス・メス両方に遭遇できた訳だが、この二羽は決して一緒には居なかった。時間が1時間ほど違う時だった。
逆光で遭遇した際は最初ルリビタキの♂だとは判らなかった。
日陰に入ってくれてやっとオスだと判明。
暫くジーッと動かなかったら日なたに出て来た。
向きを変えて飛び去った。1時間の間だけ待ってみたが戻らなかった。
1時間ほどして100m移動した先週と同じ場所で、先週と同じメス個体の様な気がするが・・・。
人懐こいので、こちらの顔を認識してくれたのだろうか?
先週も留まった丸太の上に再び留まった♀