2018年1月23日火曜日

2018年1月首都圏大雪の翌朝、野川野鳥情報。 This is the wild-birds reports from Nogawa area, day after heavy snow around capital Tokyo.

 首都東京の積雪が23cmだったという。4年前27cmを二回経験しているが、今回は予想より降雪が早まったせいで積もるスピードを速く感じた。こういう時には事前に天気図・天気予報を幾度もチェックし、予定を変更し、プランB、Cを考えておくべきだろう。特に首都圏などシステマチックに動くエリアは一旦トラブルが発生すると連鎖反応を起こす。

 テレビ報道を見る限り、相変わらず天変地異の際の対応を出来ていない人が多いのに驚かされる。後悔先に立たずを何度も繰り返してきた者にしか判らないのかもしれない。

 雪が積もって、ノーマルタイヤでは動かなくなってからチェーンを巻こうとする馬鹿者。しかも駆動輪ではないタイヤに巻いてチェーンが効かないと首をかしげる者。世の中はこういう者たちに足を引っ張られて混乱が広がるのだろう。前もってあらゆる状況への対処を事前シミュレーションしておくという事を知らないのだろう。

 雪で鉄道が動かなくなる、代替え輸送機関も長蛇の列になる・・・。これは東日本大震災の時、似た様な経験をしたはずではなかったのか?
 
 その大雪の夜が明けて、一面真っ白な銀世界が広がった武蔵野野川流域。カメラを持って朝出かけた。深さ25cmの雪をラッセルしながら進まねばならないので汗だくになるだろうと軽装で出かけて大正解だった。野川沿いはほとんど誰も歩いた跡がない新雪状態。しかし重たい。北海道根室で極寒の真冬に買った膝近くまである頑丈な長靴で大正解だった。これでラッセルしながら2万歩近く歩いたのだから、このブログを投稿している今、急に睡魔が襲って来た。

 しかし、「早起きは三文の徳」ではないが、収穫は非常に多かった。大雪で外を行きかう人間が少ないからだろうか?普段はあまり撮れない画像が撮れてご満悦だった。

 まずは一部を今日ご紹介。
国分寺ハケ線を流れる野川も、世田谷附近と異なって、三鷹と調布の境目あたりのこの辺は人工護岸が無く自然な土手なので草地川原が広い。

まだ誰も通っていない積雪25cm以上の川原。スノーシュウが有れば最高だろう。

調布の方に行ったエリアではサギ系とカワウが仲良く佇んでいた。

何と!朝一番で出遭った野鳥がトラツグミとは驚いた。大雪の後は意外な野鳥に出遭えるものなのだろうか?

アオゲラは例の鳴き声を真似た口笛で呼んだら来た。暫く筆者の周りを巡回して、真上を飛んで行った。

で、とっさにズームレンズを縮めてノールック(ファインダーを見ないで勘で追う)でシャッターを押したら連写で7カットも写っていた。大成功。

マユミ系の木の実に食らいつかんとするメジロ。

シジュウカラも似た様な木の実を咥えていた。

野川にはいつもの常連も勿論居た。カワセミ♀

キセキレイ

黒い草の実を咥えたツグミ3個だけ採餌した。野川自然観察園内で。

シメも数羽確認、全て野川自然観察園内で。

調布の方でオナガ、ムクドリ、ヒヨドリが木の実に群がっていた。

大雪特集はまだまだ続くが今日は此処まで。