2か月ほど前の九州行きで、熊本の浅い河川河口部で出遭ったハマシギらしき個体は盛んに一本足でチョンチョン水際を移動しながら採餌していた。
野生の世界にも沢山身障者がいる訳だ。
今年は、2020 TOKYOオリンピックとパラリンピック開催年だが、このブログでも幾度も述べた通り筆者は応援していないし、協力もするつもりも無い。これは面倒くさい入場券販売方法に怒っている訳でも、応募しても全然当たらないとか言う事が理由ではない。そもそも観るつもりもないので応募などしない。
それに最初は最後の直接販売は先着順とか言っておきながら、ネットとスマホのこの時代にアナログのハガキで応募させ、当たれば整理券を貰い本人が出向いて購入するなど、電通+オリンピック運営事務局のあまりの人を馬鹿にしたやり方と、無節操さにいい加減頭にきている・・・のでもない。応募などしないのだから。
今回のオリンピックそのものの誘致理由(=福島原発事故隠し)、それとIOC+スポーツ貴族+スポーツビジネス人種のお金目当てのやり方・特権意識が鼻持ちならないのだ。
パラリンピックに関しては勝者が毎回あまりの一部の常連者たちに限られていることと、パラリンピック常勝者達の裕福な国が原因で戦争の現場になっている中近東やアフリカその他の地域で大量に出ている若き身障者たちが、全然参加できていないことに大きな疑問を持っているのだ。つまりパラリンピックなど、地球上の全身障者の数と分布を考えた時、「まったく意味が無いキレイごと!」と思うからだ。
オリンピックと同じような雰囲気を、お金持ちの身障者たちがスポンサーを付けて訓練して盛り上げているだけに見えて仕方がない。それに片足義足の選手が義足のカーボン製のバネの力でジャンプして、健常者アスリートより良い記録を出すなど「ちゃんちゃらオカシイ!」と思うからだ。ちゃんとした生身の足の方で踏み切った記録ではない限り人類の記録としては「嘘の記録」のはずだ。ルールはどうでも筆者はこれを認めない。
片肺を失ったものが、酸素ボンベを胸に入れて肺活量関係なしに走るのと同じで、普通の人間に勝てるわけがない。この先AIの時代になってどこまでAIサポートでパラリンピックで戦って良いのかなど、もう訳の分からない時代がすぐ先に来ているはずだ。
そんな怒りを覚えながらけなげに頑張るハマシギ(だと思うが)の採餌シーンを観察し続けたのだ。
この川は河口部から1㎞上流部まで泥ではなく綺麗な白砂の川床が続く珍しい川なのだ。