2017年5月20日土曜日

人吉の畑で早朝ヤマセミと遊ぶ! I play with a Crested kingfisher early in the morning in a field of Hitoyoshi!

  農業経験のない方にはお判りいただけまいが、早朝の畑仕事は当たり前の農家の日課だ。一晩過ごした野菜の健康管理は特にこういった気温差の激しい初夏においては非常に大切な事なのだ。
 今日のヤマセミ観察と撮影は人吉市内の農家の畑エリア。半農半漁を営む地元の方にいつもお世話にになっているのだが、今朝はその方の手招きで畑の耕作地の中からヤマセミを観察させていただいた。仕切りのネットに、更に持参した迷彩ネットを掛け、ヤマセミを刺激しないようにして登場を待った。

 足元には丸々と太った玉ねぎが良い匂いをさせて植わっており、その場でその匂いだけでご飯を一膳食べられそうだった。筆者は玉ねぎ、島らっきょう、にんにく、にらの類が大好きなのだ。

 そうこうしているうちに、何とヤマセミの親子は農家の屋根を越えて、朝日の方向から飛んできた。予期せぬ方向にネットの手前で撮影する羽目になってしまい、何の役にも立たなかった。しかし、さすが野鳥!しっかりとこちらを認識して迂回して目的のいつもの場所へ到着!
 
 しかし、人影に驚いてほんの一瞬で離散し、こちらへ飛んできてくれた。これから先はネットのおかげで、近距離でのアプローチが出来た。やはり準備は大切だ。

 ヤマセミが人吉市の鳥に制定されて以降、ヤマセミ撮影者への地元の方の親切さは他の土地には無い素晴らしいものだ。これから観察・撮影に人吉に向かおうとされる方々は、是非、地元の方々のアドバイス、情報に感謝しつつ有効に役立てていただければと思う。
何と!住宅の屋根を越えてヤマセミがやってきた。毎朝の事らしい。

近くの施設の敷地のフェンス際を遊び場所にしているようだ。

したがって、こんな画像が撮れてしまう。Twitterに投稿したら結構見てくれているようだ。

人影に驚いてフェンスからこちらへ向かってきた。

朝日は真横からの鋭い光なのでコントラストはおのずから強くなる。

そういえばジョン・デンバーがSunshine on my shoulders make me happy ♬なんて歌っていたなぁ・・・。

こういう位置でヤマセミと接したことは今まであまり無かった気がする。

ほんの10分間ほどのパフォーマンスだったが、十分楽しめたことはこの画像をご覧いただければ理解できよう。