2017年5月27日土曜日

ササゴイも球磨川で幼鳥教育の真っ最中!Striated Heron of the Kuma River is also busy for the young bird education!

 人吉を後にして、熊本で一泊後佐賀の東与賀干潟へ赴いたが、シギチドリ群は殆ど去った後で、最後の部隊が数百羽残っていただけだった。此の様子はまた後日。
 今日のブログは昨日朝早くヤマセミを観察していて目の前を幾度も通過したササゴイの幼鳥教育の様子をご紹介する。

 ササゴイもまた非常に警戒心の強い野鳥で、他のサギ類よりは観察も撮影も行ない難いのは野鳥撮影を行われている皆さんもよくご存じだろうと思う。
 ゴイサギほどはずんぐりしていないが、首の付け根から上部が蛇のような不思議でなおかつエキゾチックな野鳥だ。そのゆっくりとした動作はアは一種不気味さすら感ずるが如何だろう?

 あなたが一番好きな野鳥は何?と訊かれて「はい、ササゴイです!」という人には正直あまり出遭った事がない。しかし、その奇妙な「ギャオン」という鳴き声と共に筆者にとっては非常に興味を感ずる野鳥だ、だからこそ思わずヤマセミを忘れてシャッターを押す。
ササゴイの幼鳥は顔や胸に縦縞模様がはっきりと判る、ゴイサギの幼鳥がホシゴイと呼ばれるのに似ている。いかにも幼鳥らしい。

前から見ると縞々模様が良く判る。

特に胸が判別しやすい。

こちらは親鳥、成鳥で胸の縞模様がない。

こちらが幼鳥、胸の縞がお判りだろう?


幼鳥教育はヤマセミやツバメと一緒、基本的には前が幼鳥、後ろに親が付く。

撮影者に向かって来るササゴイの親子。ササゴイの鳴き声はなかなか聴けないが、幼鳥教育のシーズンは盛んに鳴くので聴くことが多い。