2017年5月19日金曜日

熊本県と宮崎県との県境「横谷」は自然の宝庫!Prefectural border "Yokodani " with Kumamoto and Miyazaki is a treasure house of nature!

 今日の人吉エリアは殺人的な気温31℃、湿度はなんと18%だった!多少の風はあるものの、連日の疲れなのか3週間ぶりに蕁麻疹の薬を飲んだ影響なのか体がだるく、何処が痛い訳でも熱があるわけでもないのに寝坊したうえ昼寝までした。これをアップしている夜の19:30になってやっと落ち着いた。連日12~3時間の屋外での飛び回りの疲労のつけが貯まっているのだろう、完全休養日に近い一日となった。

 昨日のブッポウソウ横谷エリアでの繁殖レポートへのアクセスが100近くもあり、一気にアクセスランキング2位となって驚いている。観て頂いた方に感謝したい。

 この熊本県と宮崎県の県境に位置する「横谷=よこだに」は自然の生き物の宝庫と言って差し支えないだろう。県境の長いトンネルに入る前につづら折りの道を登っていく途中にいくつかの橋がある。
 ブッポウソウが出現するのはそのどの橋に近いかは断定できかねる。理由は相手が野鳥だからだ。ブッポウソウから見れば道路橋など上空からどれも同じ距離にあるため、「この橋に行けば居るでしょう」などとはとても言えない。

 現実的に、行きは居なかった橋の傍に帰りに居た。同じつがいなのか、また別の個体なのかはわからない。

 過去10回は来ているこの横谷エリアなのだが、蝶で言えばアサギマダラ、ジャコウアゲハ(今回)、アオゲラ、オオルリ、オオタカ、ブッポウソウなどに出逢えるチャンスがある。
 今回はこのうちブッポウソウ、オオルリ、ジャコウアゲハに出逢えたのでご紹介!
いつものブッポウソウ・ポイントとは異なって高い峡谷橋の上から見下ろして発見したブッポウソウ。車の中からではない撮影だが、峡谷に掛かる高低差の大きな「見下ろし撮影」である為、高所恐怖症の方にはお薦めしない。まじめな話、少々怖いほどの落差だ。

一羽を追い写したら、その先の枯れ木にもう一羽が待っていた。つがいなのだろう。

こちらが飛んで行った一羽。

こちらが待っていた一羽。

オオルリの声は峡谷で遠くからでも聴こえた。

どうしても峡谷の対岸の山が背景に入ってしまうが、環境の雰囲気は充分に出る。

精一杯鳴き上げていた。

ジャコウアゲハは自宅で三日に一度のペースで走る野川沿いにも時々出現する。割に個体数の多くないアゲハチョウの一種だ。川沿いの場合とこういった森林の峡谷に現れる個体では食性が違うらしい。武蔵野の野川沿いとこの横谷で同じものを食すのは難しいだろうと思ったが調べてみて納得した。