2017年5月15日月曜日

有明海の東与賀干潟でムツゴロウを撮る! I took some photos of Bluespotted Mud Hopper at Higashiyoka tideland.

  クルマで九州へ行こう!キャンペーンじゃないが、東京を車で発って3日目。すでに1300㎞以上のドライブ。今日は北九州小倉から九州道で八女インターから佐賀空港の西部に広がる東与賀干潟(大授搦)へ水鳥・シギチドリの観察撮影に向かった。
 
 残念ながら我がスバル・レガシー・アウトバックは2006年の登録でナビの情報は11年前という事だ。したがって、九州道のみやま柳川インターチェンジ(2008年運用開始)はナビ上には全く影も形もない。そこに通じる道路も以前はバイパスなどは無かったため、何度も何度も道なき道をナビの現在位置表示は進んでいく。こんな状況ではあったが、3回ほど行った記憶マップが脳に刻まれていたので、ランドマークを頼りに何の問題もなく大授搦に行きついた。

 途中、筑後川の昇開橋(重要文化財)を撮影する事が出来た。畑には黄金色の麦が風になびいていた。
筑後川河口部に掛かる昇開橋。もともとは鉄道橋。

熱気球選手権が行われる佐賀平野は今は麦のシーズン。

西洋画の油絵のような麦畑だった。

潮は残念ながら中潮で沖合100m程までしか水鳥は近づいてきていないが、色々なものを撮影できた。そのいちばんがムツゴロウ…と言っても畑正憲さんの事ではない。本物の魚のムツゴロウの事。有明海でしか撮れない写真が撮れた。これが非常に面白い!


しかし実物を見たことがない方々は、トビハゼもムツゴロウも一緒にしてしまっている。似たような生態ではあるが、実際生で観てみると大きさがまるで違うのだ、いわばヤマセミとカワセミの大きさの差に驚くのと一緒。
向こう側のデカいのがムツゴロウ。手前なのに小さいのがトビハゼ!

今日は、この大きさを把握した状態で、まず手前のトビハゼの生態画像をご覧いただければと思う。
左の赤みがかった個体が右の個体ににじり寄ったのだが・・・。

やーだねッ!と逃げられてしまう。
いつまでも、同じような事を繰り返す二匹のトビハゼたちだった。


 もちろんキアシシギ他シギチドリの群れはきちんと撮影をした。おいおい小出しにする訳ではないが、お楽しみに願いたい。