まだ抱卵中、つまりヒナが孵化もせずずいぶん遅い繁殖中のヤマセミを確認。これは球磨村の球磨川支流部。メインの人吉市内の3か所は数は少ないが幼鳥が2羽、1羽といった繁殖結果になっている。
川辺川、万江川、胸川の各支流部は未だ幼鳥教育に入っていない模様、ひょっとすると今年の繁殖は失敗かもしれない。春先の低温が響いたのだろうか?
今日の画像は、基本的に何にでも興味を示す幼鳥が、撮影者のいる右岸の方へ進出して来るのを必死になって叱りつけ、餌でさそい左岸の方へ連れ戻す色々なシーン。
たまたま、カワセミが手前に居て、ヤマセミとカワセミが久しぶりに1つのフレームに入ってくれた。JR九州の新特急、人気のかわせみやませみ号を祝しているのだろうか?
右岸に近い球磨川の中央の岩に居る幼鳥2羽にそれ以上人間のいる右岸へ近づくなと言っている母親。しっかりとこちらを監視しているが、いつもの事だ。
球磨川の右岸に近い岩に居る幼鳥に威嚇しつつ向かう母親
急旋回して幼鳥を叱りつける母親
焦って水に落ちた幼鳥、慌てて左岸へ戻る!
そらそら、さっさと左岸へ戻りなさい!と言ったかどうか・・・。
人吉ほど同族のヤマセミとカワセミが仲良く共存している場所もないだろう。
ヤマセミとカワセミのニヤミス・・・というより日常茶飯事なのだ人吉では。