2021年10月20日水曜日

2006年の江津湖で出遭ったカワガラス。  A brown dipper that I encountered at Lake Edzu of Kumamoto in 2006.

  衆議院選挙が公示され、メディアは一斉に各党の主張を報道し始めた。自民党・立憲民主党といった百名を越す議員の居る党と、まるで「劇団ひとり」のような一党首ボッチの社民党や、れいわ新選組・や、NHKなんたら党など極端な選挙戦と感じて仕方がない。

 公平に言い分を報道しないと公平では無いという事で、各党党首を画面に出している様だが、どうしても逆に公平ではないような気がする。

 この辺りは今週末の「団塊爺の世相ボヤキ」でまとめてみよう。

 鳥本来の話に戻って・・・。

  今から15年前の2006年、筆者は初めて野鳥にレンズを向け始めた。きっかけは2006年熊本市で行われた「2006世界女性スポーツ会議くまもと」がきっかけだった。

 世界中のIOC傘下、各国のNOC(オリンピック組織委員会)の女性委員が集まってスポーツの世界でも女性の進出に努力しようという目論見の世界会議の日本開催だった。今でこそ日本もオリンピック組織委員会会長に橋本聖子が就任し、女性のリーダー(形だけでも)誕生となったが、2006年当時女子バスケット連盟の会長は三屋裕子氏ではなかった。まだ男性だった。なおかつ理事に女性は殆どいなかった頃だ。

 この国際スポーツ会議に裏方(広告代理店)としてプロデュース参加した際、世界から集まった元女子スポーツ選手のおばさん達をホタルを観に江津湖へご案内したのが、筆者の野鳥撮影へのきっかけだった。

 残念ながらホタルには出遭えなかったが、カワセミが足元を幾度も飛び抜けて行くのを見て江津湖の自然に驚いたのが最初だった。

 元々、世田谷の奥沢中学校時代から生物部で「生き物・動くモノ」に反応するのが非常に早かったので、野鳥の動きに夢中になるのにそう時間は掛からなかった。

 今日はその中で、2010年江津湖で初めて観たカワガラスを撮影した画像をご紹介。カメラはオリンパスのE-3の時代だ。

 真っ黒に近い野鳥なのに眼を閉じて瞼が白いだの、頭の両サイドに眼が有るので真後ろまで見えて、視野が360度あるなど、いろいろ勉強した頃の画像だ。

今はどうなっているか判らないが、当時の江津湖には瀬のような流れ込みがあった。

其処にたたずむカワガラスが白い瞼であることを知って驚いて撮った画像。

白い瞼が面白くて撮りまくった。

これが視野360度である証拠、真後ろから視ても眼が見えている。

一見地味だが、凄い生態のカワガラスは好みの野鳥の一種だ。