2021年10月9日土曜日

団塊世代は新型コロナ禍に関して一言あり!  The baby boomer generation has a word and opinion about the COVID-19 sickness!

昨日の新型コロナ新規感染者、東京都で10万人あたり2.5人ほどに成ったと夕方のニュースで言っていた。最大期には10万人あたり250名程度だったという。1/100くらいに減少したのだという。


 この1週間が底で、この先また第6次のピークに向かって急上昇するのか?はたまたこのまま安定するのか?誰も判らない。

 専門家も判っていない。第一、これだけ急激に減少したこと自体を明解に説明できる専門家が誰一人いないのだから・・・。あの8割オジサンと言われた京都大学教授、9月、10月には新未感染者数が一日1万人に成るだろうと予測したままメディアに出て来なくなってしまった。

 今回の新聞記事でも、ワクチン接種が進んだから、マスクをしているから、外出が減ったから・・などと、自分たちの対策のお陰・・だと言っているが、ウイルスそのものが弱体化したり感染力が落ちるという事を想定しようとしない専門家たちと為政者。

 どうもこのあたりおかしい気がする。経口薬の特効薬イベルメクチンにしても、既に開発後相当時間が経ったので、ジェネリック薬品で賄える事実が薬剤メーカーの利益機会に成らないから全力で阻止しようとしている事は国民皆が知っている事だ。

 あれだけ「増えるぞ、増えるぞ!」言ってた本人たちが消えるってのは一体何なんだ?

 要は専門家然としていながら、実は人類が初めて遭遇した世界規模のたちの悪いウイルスなので、専門家もお手上げ!と何故言わないのだろう?

 専門家が「判りません、予測できません、本当にどうしましょう・・。」と言えば、国民はそら恐ろしくて、イベントやったり酒なんか路上飲みして騒ぐ訳ないだろう。

 一番最初の時は東京都で10人感染者が出ただけで戦々恐々。志村けんさんと岡江久美子さんが「コロナ感染で死んだ!」のニュースショックで、東京の街中はただゴミが舞うだけの「死の街」に近かった。このブログでもあの原爆放射能で地球上から人が消えた「渚にて」の映画のようだと投稿したのを覚えている。

http://yamasemiweb.blogspot.com/2020/03/baby-boomers-report-ueno-park-where-no.html

 だが、だんだん第2次、第3次とピークが続き専門家と政府、都庁が、国民や都民に自粛要請だけはするのに、慣れとは恐ろしいもので、「オオカミ少年」の寓話ではないが怖さは時間が和らいでしまうモノなのだ。

 さらに追い打ちをかけてオリンピックは強行するは・・・、都民ファーストの会を裏で応援して選挙はするは・・・、専門家の言うがまま国民へ要請する事と、感染症専門家の忠告を無視してオリンピックを強行したからこそ第5次のピークが発生したのではないのか?

 しかし!そのピーク期間の内容が東京と大阪でこんなに違っていたとは、この読売新聞記事を視るまで全く判らなかった。恐ろしい事だ。

 結論から言えば、東京都は小池知事先頭になってオリンピックを強行し、自宅療養(=自宅放置)させた新型コロナ患者53名を殺してしまったのだ。この53名に対し吉村知事の大阪はたった1名の死亡者に抑えている。

 この差は何なんだ! 非常に大きな差だと思う。人口比率から行っても大阪の死者が1名であれば東京は2~3名いても致し方ないが、53名というのはあまりに酷いと思わないか?

 原因は東京オリンピックの開催強行!これ以外に原因なり理由を言えるのであれば、エビデンス(=証拠・データ)をそろえて説明してもらいたい。

 その面から見れば、地味でコミュニケーション能力と説明能力に欠けた菅首相も実はよくやったと言いながら、幾度も演説や記者会見で「国民の安全と命を守る」と言いながら、全然そうではなかったという数値がこの53名の自宅療養中の死者数に現れているのではないだろうか?

 筆者が一番酷いと思うのはメディアマスコミが、この事実を報道するだけで(実はしないメディアも非常に多い)菅元総理も小池都知事に対しても説明を求めない事。更には選挙を前にして野党の面々が全然この事を追求しないのは、腰抜けと言われても仕方がないのではないだろうか?終わったことなどどうでも良いのか?

 そんな中、読売新聞は10月7日朝刊から3日続けて新型コロナウイルス第5次ピークの総括を行ってくれた。一般国民はまさにこういったまとめ、反省、次への備えを知りたいのだ。

 筆者は思う、この新聞記事の大きな内容を何故他のTVメディア・新聞含めて追及しないのだ?声を大きくして言いたい。「お前ら!ボーッと生きてんじゃねーよ!」

読売新聞10月7日朝刊より

読売新聞10月8日朝刊より

読売新聞10月9日朝刊より


皆様、この新聞連載記事を読んでよーく考えて欲しい。