上野不忍池、明治神宮御苑、と続いた緑地帯の定点観察レポート。今日は地元三鷹の野川自然観察園。9月半ばは曼殊沙華の群生が綺麗だった。コロナ禍で関東でのメッカ、埼玉の巾着田が人出防止の為、可哀相に無残にも全面刈り取られてしまったので、曼殊沙華の群生地が少なかった今年、曼殊沙華の隠れた名所、野川自然観察園は見事だった。
そのピークが終わり、園内は茎だけになった曼殊沙華の花の残骸が残るばかり。秋海棠も終わり、別の花が咲き誇っていた。
現在の野川自然観察園はツリフネソウ、キツリフネ、ホトトギスが最盛期、カリガネソウが終わりかけ、シュウメイギクが咲始めと言った感じ。
そのような中、昆虫類に季節の移ろいを観る事ができた。
ホトトギスは今が満開状態。
流石、自然観察園。綺麗な咲かせ方をしていた。
ツリフネソウ。
ツリフネソウの黄色いタイプ、キツリフネ。数は多くない。
ツリフネソウは群生している。パット見てこの画面の100倍以上、一面。
咲き遅れた曼殊沙華が3輪ほど点在中。
コムラサキ、ムラサキシキブも実を野鳥に食べられ始めている。
シュウメイギクはまだ一輪のみ、後は蕾、これから。
カリガネソウは終わりかけだった。
女郎蜘蛛が終わったセミを捉えていた。
ツマグロヒョウモンのメス、この時期多い中型の蝶だ。