ソメイヨシノの開花は気象庁の予想通りの3月21日に東京での開花発表があったが、その後花の開花時期は例年以上に長かったようで、お花見も最後の方は改元による「令和」発表騒ぎで何処も静かになってしまったようだ。
そんな中、九州南部の宮崎県・熊本県からは今年もブッポウソウが繁殖地にやって来たという嬉しい情報が入って居る。10日ほど前からだ。
中国地方や長野県の様な人里での繁殖は無いようだが、九州各地ともいずれも相当山奥の県境辺りでの目撃が多い様だ。
ブッポウソウは美しい南洋の野鳥で、日本に飛来する野鳥の中では比較的派手な極彩色と言っても良い部類に入る野鳥だ。その姿の美しさの反面、鳴き声は「ブツブツ、ゲッゲッ」と決して美しくない鳴き声で観る眼だけを楽しませてくれる「季節限定」の野鳥だ。
まず今日はそのブッポウソウの画像を久しぶりにご紹介。
ブッポウソウの昆虫フライングキャッチは観ていて、いつも時が過ぎるのを忘れてしまう。
時には急降下して虫を追う。
撮影者が照れるほどにブッポウソウのつがいは仲が良い。
ブッポウソウは繁殖時期、交尾前におたがい上下動を繰り返しダンスを踊るようだ。此処3~4年観察をしていて幾度かの交尾を撮影出来たが、必ずその瞬間が判ったのは、このダンスの予兆があったお陰だった。
左右のつがいのダンスは観ていて面白い。結構激しく上下する。