2019年5月28日火曜日

真夏日!三鷹の野川流域でカッコウに遭遇! Midsummer day! I encounterd the common cuckoo in the Nogawa basin of Mitaka!

 真夏日が4日連続続き、東京都の気象記録を塗り替えた昨日5月27日(月)、真夏に備えて夕方気温が30度を下回ってから頭から水をかぶってジョギングに出た。
 これは昔培った筋力・体力の消失を少しでも補おうと50歳を越えた2000年頃から、週1~2回近所の野川土手を8~10km走っているもの。

 特に梅雨明けになったら、中二日で走る事もある。必ず水をかぶってそのまま走る。走ると風を受けて気化熱で体温が下がるので、気温が高くても意外にも涼しい。

 これを続けているので、疲労で怠い日もあるが、基本的にまだ大病はしていない。お陰でふくらはぎの周囲はまだ42cm在る。太腿周囲が56cmだから実は非常にアンバランスな足をしている。親譲りのDNAに加え、バレーボール、サッカー、アイスホッケー、スキー、スノーボード、ウインドサーフィンなどをしっかりとやってきたからだろう。お陰で腰だけはしっかりしている、腰痛を感じた事が無い。

 先日の浅草三社祭の団塊世代の担ぎ手さん達に訊いたら、「団塊世代は足腰が命よ!」と言っていたのが耳に残って居る。ただ飲みさえすれば体重が減る、痩せる、体調が良くなると大嘘をたて並べるサプリにばかり頼り、体をあまり動かさない御仁で、その通りに健康な人を聞いた事が無い。

 基本的に人間は立って歩くように出来ている。歩いたり走るだけで健康はある程度維持できるのだ。人間の筋力は70歳を越えても鍛錬で強化・復活可能だそうだ。あとはやろうとする意志の力、決して医師の力や薬の力だけで健康保持は出来ない。

 また、高齢者の愚痴・長話に成ってしまったが申し訳ない。その真夏日のランニングに何故か昨日だけはデジタル一眼に70-300mmズームを付けて背負って出かけた。神のお導きだろうか?これが功を奏した。

 走り出して、ほんの15分くらい経った頃「カッコー、カッコー」の声が聴こえた。野川流域では野川自然観察園の中からキビタキやホトトギス、カッコーの声が以前にも時々聴こえる様な気がする事があった。
 この内、ホトトギスは偶然昨年11月園内で遭遇、コンデジだったが撮影する事が出来た。なんとホトトギスという花を撮影に行っての出来事だったから出来過ぎだ。

 キビタキは園内の森林部の奥で良く聴く。しかしカッコーは聴いたような気がしただけで、実際鳴きながら飛んでいる所も観た事は無かった。タモリじゃないが空耳アワーだったかもしれない。

 それが、昨日は確実にカッコーの声を聴いた。しかも3方向から聴こえたので一羽ではない。移動中に野川沿いの緑地で暑さの為羽根休みをしていたのだろうか?

 連れていた犬を立木に繋ぎ、耳を澄ました。そうしたら5分くらい経って、すぐ傍の大きな樹の上で鳴き始めた。「シメタ!」そーっとその樹の下に進み、上を見上げた。5月も末の大樹は葉で覆われているが、幹に近い内部は枝が重なり合っていて少しは見通しが良い。

 その奥にシマシマの胴体が見えたのでレンズを向けた。意外に枝の中であちこち移動する為、葉に隠れてなかなか定まらなかったが、何とか証拠画像だけは撮れたのでご紹介。

 筆者は霧ヶ峰の八島湿原で随分カッコウを見慣れているので、それが平地の野川流域に来てくれたことに驚いている。繁殖はしないだろうなと思いつつ、微かな期待をし始めている。 




以上は霧ヶ峰の八島湿原で遭遇するカッコウ。

以下は昨日野川流域で遭遇したカッコウ。撮るのがやっとの証拠画像。



数日間いてくれるか、もう何処かへ飛び去ったか、数日後に観察予定。