2013年12月10日火曜日

続・たまには英国の野鳥もご覧頂きたい。(昨日の続き) Today I would like to show you The wild birds of Royal botanical gardens Kew of London.Part-2.

 ゴシキヒワに刺激を受けてロンドン西部の王立植物園キューガーデンに野鳥を捜しに行ったのは正解だった。時期的には7月だったので繁殖期の終盤、巣立った幼鳥への給餌行動など野鳥たちが活性化している時期だったので、被写体は思いのほか沢山居た。

 中でも、日本公演を終えて11月22日に帰国した元ビートルズのポールマッカートニーの唄で有名な「Blackbird=クロウタドリ」をしっかりと撮影できたのは収穫だった。この野鳥はロンドンにもパリの街中にも、避暑地アヌシーにも沢山居たが、日本では殆どお目に掛かれないので国内画像があまりない野鳥だ。

 キューガーデンには大きな池が有って、ハクチョウやオオバン、バンなどが結構生息している。その他ハイイロガン、クジャクなどが野生で居たりするのでちょっと日本の公園とは趣が違うようだ。今後もロンドンへ行く限りは足を運ぼうと思う。

虫を口一杯に頬張ったクロウタドリ、しかしクロウタドリと云うよりはどうしてもBEATLES好きの自分としてはBLACKBIRDと言った方がしっくりくる。
 
カメラが珍しいのか、何度も振り返りながら戻って行った。こちらもファインダーの中から見送りながら、何度もシャッターを切ったのは言うまでもない。
 
コイツがまた面白い!カラスなのだけれど出来そこないという感じ。ハワイに鳩のミニチュアモデルのような、出来そこないの鳩が居たが、これはカラスの出来そこないといった感じだった。WESTERN JACKDAW ニシコクマルガラスという名で極東のコクマルガラスと同属らしい。そばに寄っても逃げない、結構情けない生態だった。
 
顔つきだけは超獰猛っぽいけれど温和な性格の様だった。地上でやたら餌を探している姿が唯一カラスっぽい部分か?
 
ハイイロガン。一瞬昨年江津湖で観たカリガネか?とも思ったが違った。5~6羽のグループで動き回っていた。江戸時代の絵画に描かれた野鳥の中の雁にこれに良く似たのが描かれているが、カリガネかもしれない。時代によって野鳥の生育地域は変わるらしいので昔は日本にもいろいろな野鳥がもっといたような感じだ。