あるいは、定宿「鍋屋本館」の窓を開けて目の前を飛び交うイワツバメを見て「えっ?これって普通なの?真冬にツバメ?」と、何度思った事か。市内の食事処のご主人もそのツバメが夜は何処に固まっているかも詳しくご存じだった。そうしてそういうツバメを脅かさない様にいつも子供たちに言い聞かせるという。人吉の古江さん(日本野鳥の会熊本県支部)の話によるとこれらのイワツバメやツバメの中にヒメアマツバメが混じることが有るという。近年も12月や1月の観察記録がある。(古江氏自費出版の『球磨路の鳥たち』本文217Pによる)
高速で飛ぶヤマセミの飛翔画像を撮影するために、何度もツバメの飛び交う球磨川でそのツバメたちを練習台にしていたのだが、気が付いてみれば「なんで真冬の今も居るの?」と気が付くようになった。今日はそういった人吉の不思議な野鳥たちの画像をアップしてみた。説明がなければ何でこんなが画像がアップされているんだ?とうとうネタ切れか?と思われるだろうがそうではない。可愛い野鳥が右を向いたり左に顔を振ったりするだけのバリエーション画像を何カットも掲載するのは気が引けるし、自分のブログに対する責任感と理念がこういった内容にしているのだろう。
It is the mysterious place where a bush warbler sings in Hitoyoshi in the depth of winters, and swallows flyng in winters. Usually swallows are coming in spring to Japan from southern overseas area and goes back to south in autumn.
春先3月に人吉城址バックに飛び交うイワツバメ
この12月16日に球磨川上空を飛び交うイワツバメの群れ
低い真冬の陽の光に出て来たウグイス。目の前では囀らなかった。
アオサギが何故か球磨川の中州に大集合。毎日飛来するカワウとの縄張り防御方法でも相談しているのだろうか?まるで江戸時代・上州は利根川河原の任侠軍団出入りの前の様だ。今までこのようなアオサギだけの集会は見た事が無かった。