2021年8月27日金曜日

ブルーインパルスのTOKYO2020デモフライト撮影総集編、その1。 A omnibus of Blue Impulse's TOKYO 2020 demo flight photo shooting.

  基地祭でのブルーインパルス画像を昨日お届けしたが、反応が大きかった様だ。「野鳥だけじゃなくて航空機も撮るんですね?」「飛びモノがお好きなようですね?」色々な反応を頂いてブログ主宰者冥利に尽きる嬉しさだった。

 筆者は随分前から「野鳥も航空機も、飛んでいる時こそ美しい!」という信念を持って野鳥撮影に没頭してきたが、決して航空機撮影フリーク(=マニア・熱中者)ではない。

 かって、2012年の国際航空博覧会(セントレア・名古屋)のプロデュ―スをお手伝いした際、全国でも有数な航空写真家の皆さんと知り合えたが、彼等は半端では無かった。

 飛行場では航空管制の無線を傍受しながら、何処そこの航空機がいつ降りて来るだの事前の準備を完璧にして撮影準備をしていた。その彼らの調査能力と熱心さは、低俗なお騒がせの鉄道写真マニア集団とは全然異なった、品の有る紳士淑女のグループだった。

 そういったプロ、セミプロの方々の撮影作品とは雲泥の差だが、筆者なりに今回のオリンピック絡みのブルーインパルス東京上空フライト撮影に挑んでみた。

 自衛隊広報が発表するテスト飛行・本番当日のフライトコースマップを頼りに、オリンピックの予行フライト時は渋谷スカイの屋上、本番は幡ヶ谷の大きな駐車場から都庁方面、8月24日のパラ当日のフライトは新宿のプランAの場所がコロナ禍で立ち入り禁止になってしまった為、プランBの新宿バスタ6Fのテラスに陣取った。

 いずれも、「東京でのフライトを証明する背景バックの画像」をコンセプトに、ロケハンしての撮影だった。ブルーインパルスだけのアップ画像などは基地祭その他でいくらでも撮影出来よう。「今この場でしか撮れないアングル」を探し求めて行動してみたのだ。

 要はブルーインパルスの飛行で何を撮るか?が問題なのだ。航空機ファンのように編隊飛行するブルーインパルスの機体をアップで撮るのか?大都会=首都東京の上空を飛ぶオリンピックの記念デモフライトを撮るのか?

 はたまたイベントとしての記念フライトの記録を残すのか?筆者はこれらの後の2タイプで今回のフライトイベントを捉えてみた。

 まずは最初のオリンピック予行演習フライトから。

練馬方向から進入して最初にスモークを出し始め。左上はゴミではなく伴走の記録機。

都庁上空を飛行。

そのまま渋谷スカイの真上を通過。

恵比寿方向へ去り、

左へターンし、都心方向へ。この手の画像は基地祭でいくらでも可能。

スカイの屋上では多くの観客がデモフライトを撮影。圧倒的にスマホが多かった。

スカイツリーへ一直線。

都庁上空を西へ。調布上空でUターン、陣容を立て直して五輪の輪を描く体勢へ・・。

で、都庁上空で五輪の輪を描いた。しかし上空の気温が高く1964年の10月開催のオリンピックの時とは違い、五輪の輪は綺麗に見えなかった。本番時はもっと見えなかった。

本番とパラ本番の模様・続きはまた次回以降に!