2021年8月13日金曜日

ヤマセミの定説を覆す生態シリーズ その4. Ecology series that overturns the established theory of the crested kingfisher Part 4.

  話が前後して大変申し訳ない。またまた新しいヤマセミの二匹採餌した場合の対応に新しい証拠画像が出て来た。

 今回は今までとは異なって毒魚ギギを二匹採餌してきたようだ。このギギという底魚、オスは黒くてメスは薄茶色。口先が尖っていてネズミのように髭が生えていて金魚のようにヒレが多い。背びれに毒針が有り海に生息するゴンズイに似ている。

ギギのメス 2016年人吉の球磨川で濁り掬いにて採集。

 鮎の刺網漁の漁師は忌み嫌う魚の一つだが、野鳥類には好んで確保される様だ。アオサギやゴイサギが採餌するのを幾度か撮影している。

 今回のパターンは昨日今日と再び集中豪雨で増水中の熊本県人吉市を流れる球磨川本流。それも人吉城址附近だった晩秋・紅葉の時期。

 筆者が気が付いたときは、既に岩の上に黒いギギが一匹横たわり、ヤマセミはもう一匹を岩に叩き付けて食事中だった。

 一匹を飲み込んで、二匹目を咥え上げ、岩に叩き付けようとした瞬間咥えた場所が悪かったのかスルリとギギが飛んでしまい、川中に落ちた!ヤマセミは「ウソ!」という感じで固まっていたが、慌てて水中に取り戻しにダイブはせず、あきらめて飛び去った。

 今までのパターンとはまた違うヤマセミの生態だった。