2014年8月1日金曜日

ノゴマは囀る時何故か片足で立っている!その1. When singing a Siberian RubyThroat somehow standing on one foot! Part1.

 今回が初見のノゴマだったが、奇妙な事に気が付いた。全部で出遭った個体は8体全然別の場所だったが、そのうち3回は片足で立って囀っていた。最初視た時は片足が無いのにけなげに囀っていて長生きしろよ!などと思ったのだが、根室の地元野鳥オーソリティの民宿たかのの高野さんに聴いたところ、珍しくないという事で安心した。

 やはり野のコマドリと言われるだけあって囀りの声は大きく美しい。しかも結構電線に留まって囀っている事が多く、高い所が好きなようだ。シマセンニュウとは違い、高い明るみに出て囀ってくれるので撮影する方は楽だ。

 雄が喉元の朱色で非常に目立つのに比べ、雌の方はなかなか判り難い。今回つがいが早朝2羽で居てくれたのが一度だけ在ったので撮影できた。いずれにせよ、本州以南では渡りの通過時に数日出遭えるだけの野鳥なので、夏の間は目の前に長い期間居てくれる北海道道東は、季節を選べば日本における探鳥活動のベストポイントの一つと言えるかもしれない。
朝陽の中電線で囀るノゴマ 霧多布岬傍で片足!寒い訳ではないと思う。

工場のトタン屋根の上で 浜中町海岸傍で、これも片足!

根室市の明治公園で周回路から4mの距離で、これも片足で!

落石漁港丘の上の電線で。

標津町から野付半島先端への中洲道路沿いの電線で。