藪系の野鳥の代表格ウグイスだが、ご存じのとおり初夏には見通しの良い梢に留まって囀る事が多い。もちろん縄張りの主張が第一だが、すでにつがいになっている雌への危険の警告もあるという。特にホーホケキョ、の部分ではなく、ケキョケキョケキョ、と鳴く時はそうらしい。
次回から注意して観察してみようと思う。
最初は電線に留まって囀っていた。8mほどまで近寄っても逃げなかった。
しばらくこちらを目視して脇の藪に移動したが姿は隠さず見えるところを移動。
やにわに大声で囀り始めた。
喉を膨らませ、ものすごい声量!
普通、音声は高音程指向性が高いが、声量が勝っているのかよく通る。
こちらを向いて囀るときは鼓膜が鳴るほど強く響いた。シマセンニュウやノゴマのさえずりばかり聴いてきた道東も、このウグイスが最後の綺麗な囀りと成った。