2014年7月3日木曜日

自然の宝庫、球磨川流域人吉界隈 その2. Natural treasure the Kumagawa River basin Hitoyoshi area. Part2.

  昨日のトンボのブログに思いのほか多くの反響が在ったので正直驚いている。関東の方からはアレはシオカラトンボのメタボなのではないかとか、ただの赤とんぼがもう飛んでいるのか?とかアクセスも130件もあって正直びっくりしている。日本は東西・南北に細長い国土を持っているため自然界の生物は非常に多様性に富んでいる。南の端の鹿児島・薩摩半島・指宿・山川駅付近には猛毒を持つ綺麗な南洋産のツマベニチョウが居るかと思えば、北海道には固有種のアカマダラやリンゴシジミなどという蝶が居たりする。自分も含めて知らない、観た事が無いだけなのだ。

 今日は残りのトンボに行ってみたい。有名な静岡県磐田のトンボ池や熊本の立田山や江津湖でトンボを観察されている方達には足元にも及ばないが、探鳥のおまけで撮影した画像なのでお許し願いたい。一度は球磨川本流で、ヤゴから羽化して羽根が乾き、やっと飛んだトンボを飛んできたムクドリがあっという間に空中で咥えてしまい、放したもののダメージを受けてクルクル回転しながら落下する様を目撃したことがある。

 昆虫と野鳥の関係は切っても切り離せないものだとは解っているが、ヤマセミと青大将と云い、ヤマセミとカラスと云い、自然界の摂理を目の当たりにする事が多くなって、最近少し複雑な気持ちになりつつある。
アオモンイトトンボか?モノサシトンボか?はたまたオオイトトンボか?非常に綺麗だった。(相良村深水湿原)

コオニヤンマ(市房ダム湖)

コオニヤンマ(市房ダム湖)

ミヤマカワトンボ(胸川上流)

アサヒナカワトンボ(ニシカワトンボ)もしくはニホンカワトンボ(胸川上流)