2014年7月2日水曜日

自然の宝庫、球磨川流域人吉界隈 Natural treasure the Kumagawa River basin Hitoyoshi area.

 野鳥ばかり追い掛けている訳ではないが、なかなか南九州独特の昆虫や植物にまで気が回らなかったのが5月の長期観察行だった。考えてみれば、球磨川及びその支流沿いばかりレンタカーで移動しまくっていたものの、実際には胸川流域、川辺川流域、山の上の神社、山の尾根の牧場、昔はアカショウビンが居たから名が付いたのではないかと思われる紅取山、その他深水湿原(瀬戸の堤)など珍しい動植物の宝庫なのだ。

 今日明日と、これら人吉界隈の自然界の動植物をご紹介。まずは相良村の深水湿原での画像。
ハラビロトンボ♀

ハラビロトンボ♂

ハラビロトンボ♂飛行姿勢、手足を折って縮めて飛ぶらしい。

長いこと並行して飛んでいた。雌の奪い合いか?縄張り争いか?

画面右上にハラビロトンボの♂、左下に♀。所が私の目を引いたのは中央奥の編んだ様な葦。

気が付くと湿原の葦がこういう具合にあちこちで結んであった。誰の仕業だろう?湿原の人間が入って行けない部分に出来ている。作為的なものだろうか?ヨシキリなど野鳥の仕業だろうか?

ハッチョウトンボ、生涯で移動する距離800mにも満たないとか?

とにかく小さい、成虫で一円玉の縁からほんの少し羽根が出る程度。

まず初日はトンボで終わってしまった。