野鳥は全身寄生虫、トリサシダニなどに常に纏わりつかれていると言って良いそうだ。だから暇さえあれば身繕いして綺麗好きかと思ったら、全てがそうではなく寄生虫が痒くてクチバシで掻いたり捕ったりしているようだ。だから野鳥の身繕いの仕草を良く見ていると脂分を羽根にまんべんなく塗りたくっている場合と、くちばしで突いて痒みを取っている場合とやっている内容に違いがある事が観察できると思う。
今日のヤマセミ画像はいずれも夏、6・7月の暑い日の画像で、季節的には昨年のカワラバトの場合と同じような条件下だ。都会では公園の砂場、ヤマセミの場合はコンクリの砂防ダム堰堤上だったり川の中の大きな岩だったりする。
コンクリの上の画像は芦北の濱崎さんから提供いただいた八代での画像。大きな岩の上での画像は今年6月初旬川辺川で筆者撮影の画像。
昨年の浅草近辺・街中公園でのカワラバトの虫干し 2013年7月
八代附近のヤマセミの虫干し 2013年7月
川辺川のヤマセミの虫干し 2014年6月
野鳥の撮影は、珍しい野鳥が居た!撮った!だけでなく、やはりその仕草とその理由、次に何をするのだろう?という事が面白くてしょうがない。子供の頃の切手収集のように沢山集めてその種類を競うだけでは止まらない所が野鳥撮影の面白さのような気がする。