2014年1月31日金曜日

タゲリという野鳥は日本画の色合い! Northern lapwing is colored looks like a Japanese style painting.

 人吉に行く度にお世話になっている古江さんにタゲリという野鳥をまだ観た事が無いと話をしたら、「えっ?じゃ行きますか?」と即答されて人吉市郊外の田園地域にご案内頂いた。まるで事前に電話して其処に居てくれと言わんばかりに的確にタゲリの傍に車を停車させた。その距離30mもない畑の横だった。

I have never seen before this color full wild bird my self. Mr.Yukito Furue who my teacher of wild birds guided me  to the place of Northern lapwing staying.  He knows the place where the wild bird is in Hitoyoshi precisely very well.Northern lapwing was much more bigger than I think. Also It was so color full and unique style.

 自分が想像していたよりはるかに大きな野鳥だった。いわばキジバトよりは大きめの野鳥だがやたら姿勢が良い。そのくせ柔らかい畑の土に穴をホガしながら首の根っこまで頭を突っ込んで採餌している。だから姿勢は良いのだが、顔に泥が付いたまま写っている画像もある。今回の観察では計8羽の小群だった。あまりそれぞれがくっついて採餌しないので、小群で5~6羽まとまっての画像はなかなか撮り難かった。

 同時に、この野鳥の色がまた厄介で、角度によってはモノクロのツートーンカラーに見えたりする。しかし順光で太陽の光が当たると光沢のあるパステルトーンで極めて日本画の世界の色に感ずる。容姿は冠羽というか後頭部てっぺんから角の様な飾り羽が出ているし、優雅というか野鳥の中でも極めて特異な容姿と言っていいだろう。

 非常に気に入ったので、いつまで居てくれるか判らないが今月後半人吉へ行った時にも出遭えれば嬉しいと思う。今年は冬の間の気温が低かった分、ここ数日の様に急に暖かくなると野鳥たちの行動も急速に繁殖行動に入ってしまうのではないかと心配している。


その品のある綺麗さは完全に日本画の世界の産物

優雅に降りてくるタゲリ、フワフワ飛ぶ感じだ。

ターンして降りる際も他の野鳥と同じで顔は垂直方向を保っている。

タゲリの群れは撮り難い

向きにより羽の色が微妙に変わる。

猫のような鳴き声で飛ぶことが在る。

遠くからも冠羽がアンテナの様に見え隠れする。