しかし4年振りに構内で探鳥行動の結果、藪系の野鳥が激減し、樹木の荒れ方が著しい事が判明。原因も判っている。4年前はあちこちの藪でチッチッという小さなアオジやカシラダカの声、チャッチャッと言う大声でのウグイスの声などが聴こえたものだが、昨日はウグイスが2羽程その存在を主張していただけで、他の藪系の野鳥の姿は殆ど見せなかった。
理由は野良猫だ。50匹を超える野生化した飼い猫が真冬の大学構内の藪で生息している。暖冬化で野外でも猫が生きていける環境に成ったのか、はたまたこの附近の猫だけが耐寒動物化したのか?しかし今年の冬は寒い様で少し数が減ったようだ。
そういう訳で、昨日の初鳥見は孤高のオオタカと群れ中心のシメ、カワラヒワ、オナガ、採餌中のジョウビタキ雌程度だった。
今日の臨時増刊号は大学のグランドで採餌中のシメの群れをアップ。ちなみにこのグランドの緑は足の長い人工芝なのだ。いつの間にか前面に敷かれていた。これがどのような結果に成るか注視していたい。人工芝の上の木の実を拾う野鳥・・・なんだかなーと云う感じがする。