この原因の一つが日本海側の豪雪だという。コウノトリの里、豊岡はもちろんのこと島根・鳥取に至るまで例年になく雪が深く、初めて豪雪環境を経験するコウノトリの中にはどんどん南下して餌を得やすいエリアに移動するという事のようだ。したがって雪が続く限り再度八代に限らずコウノトリが飛来することは今後も充分あり得るとの事。
今日確認した所では八代海沿岸のクロツラヘラサギもまだまだ多数がくつろいでいるようだった。類は友を呼ぶのたとえ通り、クロツラがコウノトリを呼んだのだろうか?クラッターサミットでも開いたのだろうか?
今日の画像は日本野鳥の会熊本県支部の栂野さんが数日前に撮影されたコウノトリ画像のほんの一部をご紹介させて頂いた。さすがに詳しい観察の姿勢が画像に現れている。特に採餌のシーンでは雷魚らしき餌を獲った瞬間を見事に撮られておられる。豊岡ではまさか雷魚はいまい、食べられるか否かなど関係なく野生の本能で獲ったのだろう。今回の八代での個体は高価な?天然ウナギやすっぽんなども採餌したという。高価な食材ばかりだがコウノトリはグルメなのだろうか?2007年に豊岡の繁殖センターでお訊きした限りではすっぽんやウナギは無かったように思う。
夕陽の中での撮影なので少し画面が黄色い。
こちらは日中のフラットな光の中で。
大変仲が良いらしい。
採餌のシーンでもほぼ等距離で行動することが良く判る。
これが問題の雷魚らしき獲物をゲットした瞬間。寒くて半分冬眠状態にでもいたのだろうか?
優雅に羽を広げて飛翔開始のコウノトリ
独特のカラーリングで、またクロツラヘラサギとは違う高貴さが漂うと思うのは私だけか?