2021年9月10日金曜日

フクロウ・シリーズ、いよいよ飛翔中のフクロウ、その2。 The owl series, last one the Ural owl flying at Oku-Nikko. Vol2.

  昨日のフクロウ飛翔シーンは湿原から森林地帯へ移動するパートで、まだ陽が登る前の行動だった。実はこの後湿原で採餌行動を展開し30分間ほど飛び回った。

 その後、川を越えて森林地帯へ移動。そうして木の枝に留まり、枝の真下のネズミをダイブして捕獲。見事に朝食をゲットした後、こちらの存在に気が付き獲物をぶら下げて樹林帯へ消えていったのだった。

 フクロウと言えば典型的な夜行性の動物だ。プロのカメラマンも機械を使って自動撮影してやっと採餌生態を撮影したりしている。しかし此処のフクロウは早朝行動していた。筆者的に考えても、夜行性のはずのフクロウがこうして太陽が登った直後動き回っている姿に遭遇出来て大変ラッキーだったと思っている。

 最後に二日間かけてフクロウの採餌フライトをご紹介。ただ「居た~撮れた!」ではない、本来夜行性であるはずのフクロウの早朝採餌行動画像として観て頂けると嬉しい。

 勿論、プロの写真家さんほどの迫力はないが、図鑑でフクロウを観るだけよりは実際に現場で遭遇されたときの何かの役に立てるのではないだろうか?図鑑をイメージして現場で遭遇するより、色々なシーン、態勢を脳裏に入れておいて現場で生に遭遇された方が「撮り易い」ような気がする。






フクロウはコミミズクなどより図体が大きいためか長く飛び回ることをしない。

その代わり遠くから獲物を見つけて音もなく忍び寄ってキャッチする。


飛んでは留まり、また飛ぶ~を繰り返してくれる。画面ではフクロウの頭の上にノビタキがのっかっているように見えるが、違うと思う。望遠ならではの珍事だと思う。



ノビタキなど沢山小鳥が居るが、決して襲わないようだ。


段々近づいて、画面(500㎜)いっぱいに成る程近づくこともあった。