2021年9月22日水曜日

団塊世代は中秋の満月日に高尾山へ登って月の出撮影を狙った!The baby-boomer generation climbed Mt. Takao on the full moon day of Mid-Autumn and aimed to shoot the moonrise!

  2日前に13番目の月を撮り、月面を偶然羽田から離陸した航空機が横切った画像が撮れたテンションが残っていたのか、「団塊世代のやる気」の燃えカスが突然「高尾山へ登ろう!」に繋がってしまった。

 その昨日の後遺症がもう昨夜寝床で発生した。何と!生れて初めて右足のすねの前側の筋肉が攣ってしまった。いわゆるこむら返りのフクラハギではなく、足の脛の前側の薄い筋肉が猛烈な痛みで攣った。もう寝入ってどのくらいだか判らないが、こむら返りの時の逆をしなければ痛みが取れないのは判っているが、爆睡中の出来事でベッドの中で団塊爺はパニクってしまった(汗)。

 更に、今朝6時いつもの愛犬散歩に出たら「巨人の星」のあの大リーグ養成ギブスさながらの筋肉痛が始まっていやーな予感がする。昨日の黄昏時の登りはもちろんだろうが、暗くなってケーブルも終わって急な下り坂を早足で降りたのが影響したのだろうか?山は昇りの方が楽なものだと、久しぶりに思わせてくれた。

登山道入り口で一緒になった同好の志(多分息子より若い)に撮ってもらった。

 色々副作用が出た高尾山昇り降りだったが、それなりに収穫はあった。雲が多くて一時は月の出の前に下りかけたが、どうせ標高差400m登ってしまったのだから雰囲気だけでも撮ろうと思い構えたら、雲の隙間から一瞬赤い月が見えた。東京都心の超高層ビルを背景にはやはり真冬の空気が冷たく澄んでいる時にしか難しいが、何とか平地の都市の明かりの向こうに昇る中秋の満月を証拠写真的に撮れた。団塊爺が撮ると残念ながら名月にはならなかった。(涙)

しばらくは厚い雲(実はまばらなのだが、横から見ると重なる)の間を・・・。

雲層の上に出たのはずいぶん経って、しかも一瞬!

 その代わり、登る途中で初めてのアオゲラ3羽を同時に撮影出来た様だ。最初はヒヨドリか何かと思ったが?ヒヨドリに付き物の鳴き声が全然しなかったので、戻ってPCで再生して見てみようと思った。もう相当暗い東側の登山道だったし、ISOは8000でも相当暗い画像を何とかみられるように画像処理した。大荒れの画像だが野鳥の特徴は何とかアオゲラという事を表していた。この方が昨日の成果としてははるかに大きい。
まるでクイズのようだが、真ん中上、右下、左下中央寄りにそれぞれ一羽づつ居る。

繁殖期でもないのだが、遠すぎてこの三羽の関係は不明。

どう見てもアオゲラ。

尾羽の特徴と顔つきでアオゲラと判断!三羽いた。ファミリーだろうか?

 さらに、さすが高尾山!月の方向を見渡すケーブルカー山頂駅附近の見晴らし台でヒガラとヤマガラを同時に撮影出来ていた!これも初めての事。

左ヒガラ、右ヤマガラ

 月も良いが、やはり高尾山は野鳥天国かもしれない。また10月過ぎたら満月の日を狙ってチャレンジしてみたい。

 嗚呼、筋肉痛が・・・。