2021年6月24日木曜日

2021年東京都内でツミの繁殖レポート その1. 2021 Report on the breeding of Japanese sparrowhawks in Tokyo Part 1.

  約10日前のこのブログで第一報をご紹介した東京都内23区近郊での小型猛禽類ツミの繁殖レポート。数日前、三羽いたヒナの内二羽が巣立ったので、一区切りが付いた為その様子をまとめた画像でレポートしてみたい。

 今回の観察はペアリング~巣作り~産卵~育雛の前半・中半は全く出来ていない。巣立つ8日前に初めて情報を貰い、その日に現場へ急行して以降のレポートでしかないのだが、猛禽類の巣立ち前後を生の現場で観察できたのは、初めての経験だったので大変感動した。

 同時に誰でも出入りできる公園の一角での繁殖だったため、野鳥観察の一般的な常識をご存じない地元の勝手連・爺達のピントの外れた高圧的な撮影注意・外来者への威嚇などマナー監視が観察者達からの大クレームに成っていた。これらも合わせてレポートしてみたい。

 画像的には現場の自然環境、ツミのオス親、メス親、三羽のヒナ、現場の観察者、地元の爺さん達の6種類に分類される。

 場所的には住宅街に存在する池を中心とした公園。上野の不忍池、小石川後楽園、東大植物園、浜離宮、野鳥公園、目黒の自然教育園、浜松町旧芝離宮、有栖川公園、新宿御苑、明治神宮、代々木公園、和田堀公園、目黒林試の森公園、洗足池、砧公園、駒場野公園、善福寺公園、石神井公園、武蔵関公園、井の頭公園、舎人公園、水元公園・・・。東京都中心部には数えるだけで主なものが相当数存在する。

 オオタカやノスリ、その他猛禽類が繁殖する森は首都東京には意外に多いのだが、大き目の池を取り巻く公園と言えば、いくつか想像出来よう。

 とりあえず、今日はまずその環境と親鳥のオスをご紹介。

たまたま観察に行った3日間共に梅雨の晴れ間でラッキーだった。

そう大きくはない池なのだが昔はいざ知らず、今は大きな樹木に覆われて一部池沿いには周回が出来ない様なレイアウトに成っている。

 自然が豊富であることは間違いないが、決してカワセミの撮影者で混雑したりしてNHKの番組で取り上げられるような場所ではない。

周りは住宅街で閑静な環境ではあるが、割に車の交通量もある。

メスと異なって胸の横縞は目立たない。方足を上げてリラックスしていることが多い。

オスの後姿は灰色、遠くから見つけるのは至難の業。


アオバズクの幼鳥なども時々やるエンジェル・ウイング。ストレッチの一種。

このオスはすべての翼のストレッチを頻繁に行う様だ。



何といっても眼が赤いのが一番の特徴。メスに比べて小さく見える。

ヤマセミの観察を10年以上続けて来た経験から、3日間に過ぎない観察だが、それなりにツミの気持ちになって、その行動を考えてみたい。