2021年6月20日日曜日

団塊世代は11年使ったガラケーからスマホに替えてみた。 Baby boomer changed from flip phone that used for 11 years to a smartphone.

  筆者はもう2年前から自分のガラケー携帯端末をスマホにいつ替えようか機会を狙っていた。

 世界の携帯端末市場の動き、スガーリンが首相就任築後に打ち出した携帯電話通信料の値下げ号令、新進楽天モバイルの動向に合わせた主要3社の対応などなど。ここへ来てネット売買のNTT ahamoが安さの極致だというので話題になったが、それは本当だろうか?

 色々調べて、その辺りをDocomo shopに行って実際訊いてみようと思ったのが今回のきっかけ。NTTのDocomo shopには記憶に残っているだけで4回しか行っていない。

 1回目は1990年頃会社から与えられたトランシーバーより重たいあのグレーの携帯電話が終わり自分で買わねばならなくなった頃。その後が2000年頃の2回茅場町附近のお店。次が2011年に立川のお店。その後Docomo Wifi公衆無線契約・コース変更で武蔵境のDocomo shop(後で知ったが当時、直営店では無かった)。要は携帯電話に関してはそれぞれ各機種とも10年間ほどは使用しているという事だろう。端末携帯として昨日までずーっとガラケーを使い続けてきた訳だ。

 スマホの耐久年数はガラケーに比べて半分以下だという。バッテリーの持ち時間も1/3程度だし、夜間自動電源OFF~自動ONの設備も無いという。機能を盛り込み過ぎて本当に使用頻度の高い部分だけ優遇するようには出来ていないようだ。

 このブログで幾度も説明してきた様に、筆者は携帯端末に関して求める機能は3種類のみ。音声通話とSMS(=ショートメール)、それに歩数計。これだけだ。LINEもGPSも乗換案内も、地図もいらない。ゲームなどもってのほか!スマホを使えば使うほどボケが進行すると思っている。

 理由はDellのXPS13(約1㎏)をほぼ常時デイパックで持ち歩いているため、Facebook、Twitter、Eメール、Google関係はすべてこのラップトップPCで行ってきたのだ。Docomoの公衆無線DokomoWifiに300円/月で契約し、殆どの場所・カフェなどで操作に不自由はない。普通の人が昨日としてスマホで使っている内容はすべてこの持ち歩きPCで行うのでダブった機能は要らないのだ。

 一時期人吉エリアに通っていた1年前まではWI MAXの無線ターミナルに契約し、Docomo Wifiの飛んでいない所、球磨川の土手などで撮影中・観察中のPC操作に活用していた。

 筆者の情報端末に関する説明は以上の通りだが、武蔵境のNTT Docomo契約ショップが如何に酷い対応をしたか、今回のスマホ相談に行ったお店で発覚したのだった。

 基本的に先月まで毎月の携帯電話支払いは4,500円程度だった。SMSを除くと音声通話の頻度が低い筆者は、昔の公衆電話時代テレフォンカードで電話していた時代の方がはるかに安い電話通信費で済んでいた。これが携帯電話になって以来その出費額は「えーっ?」というほどになっていたが、いつの間にかそういうモノだろうくらいに思わされてしまったようだ。

 元々、NTTは電話の速度をアナログ時代の56kbps➡ISDNの64kbpsに替えただけで大騒ぎし、一般の人間にとっては電話の音質も大して変わらないのに一体何だろう?と思わせてきた不気味な会社だ。

 同時期全国に網羅し始めた光ファイバーに関しても、速度が速くなる、ノイズが減る、ケーブルが細くて済むなどNTTにとってのメリットばかりが強調されていた。

 余計な話だが、1985年NTTの人間が当時勤務していた大手広告代理店へ来て、盛んに光ファイバー、ISDNの解説を社員にレクチャーしたことがあった。一通りの説明の後、何かご質問やご意見は?というのでこう言った。「NTTさんにとってのメリットは良く判りました。でも我々電話使用者にとっては音質が良くなる訳でもないし、昔の電話の方がはるかに便利だった。」と・・。

 するとNTTマンが「何故ですか?」と訊くので、「1960年頃観た名犬ラッシーという米国ホームドラマで、母親が電話して交換手が出る場面があった。『あー、ジェニー?ジョンに繋いで頂戴!」と依頼すると「ジョンは繋がらないわお留守みたいよ?」と返事。それに対して母親は「ジェニー?じゃボブさんに繋いで頂戴?」と1回の電話で色々な事が済んだのだ。しかし今は繋がらなきゃ何度もかけ直さなきゃならない。NTTさんは本当に庶民のニーズが判っているだろうか?と訊いたら皆の笑いの中で返答に困っていた。

 実は小学生のような質問をワザとしてみたのだが、その後できたNTT Docomoという一般消費者相手の企業であれば、もっと消費者に親切であっても良いと思う次第なのだ。

 こういうことがあって、筆者は未だにNTTに完全には心を許していないのだ。

 以前Docomoの公衆無線Mopera-Uを契約し、持ち歩きのラップトップPCを活用していたのだが、調子がイマイチなので、新たなDocomo Wifiに入り直した際、窓口担当者が以前のMopera-Uの契約を手続き上解約せず、客に確認もさせず勝手に黙って継続させたのだ。

 筆者は当然今までの契約はチャラにしたものと思っていたが、担当者が意図的なのかうっかりボケで忘れたのかそのままにしたようだ。おかげで6~7年の間年間6,000円を余計に支払い続けさせられた訳だ。

 これが今回のお店で発覚した。客側でこういう支払い契約の件は常時チェックしていないと、どんどんオプションを勝手に付けて携帯電話への支払いがかさんでいくようだ。

 ここからが肝心、筆者のガラケー➡スマホ変換ストーリー。

 今回のお店では、最初に今のガラケーのままで一番安い契約や機種変更は何?という質問から入ってみた。一応のお勧め含めて3タイプ、いずれも機種代5万円前後、月々の支払い2,700円程度というモノだった。

 で、カウンターで総合パンフを開きながら最近話題のahamoってどーなの?と訊いたら、あれは別組織なので、此処でお勧めする訳には・・と言いつつそのページを説明してくれたが、月間1GBで最低基本料金が2700円だという、機種代も4万円台以上で6~7万円のも有るようだ。

 そんな話をしていくと、お客様はガラケーですのでもしここでスマホに替える事が可能であれば相当お得な方法があるとの「神の声」が。あとで聞けば「もっと早く言ってよぉ!」状態だった。

 なんと機種代0円(=タダ)というシステムがある、というではないか。それも三機種のみ。それに最低の1ギガコースなら月額1,628円、更に最初の1年間は月額1,078円だという。いわば業界競争の中の販売促進・プロモーション商品なのだろう。勿論宣伝やパンフレットでは告知していない。

 今まで11年使い続けて、いつ朝起きたら画面が真っ黒!に成るか判らないガラケーに毎月4000円以上も払い続けたのが、スマホに成って機種代タダ、通信費が月に1,628円?

 替えない人居ないでしょー?・・・という訳で、今手元に在るのは「はじめてのスマホ」これから時間のある時、その機能を精査する予定。でも決して街中のスマホジャンキーの様には絶対に成らないと思う。

店選びはとても重要。空いていて落ち着いて話せる店を探せるか否かで随分違う。

予め、質問内容、疑問内容をリストアップして行ったので処理が非常に早かった。やり取りや重要事項はPCに記録を残した。あとは担当者の人柄と技量。筆者の場合素晴らしい担当者でラッキーだった。

サイズはこういう感じで違う。

ガラケーからメルアド640件、収録画像650点を移し替え。準備完ぺきで行ってもたっぷり1時間半掛かって店を出たのだった。

操作ボタンのレイアウト、大きさなどの違い。機種はらくらくスマホF42A濃紺。余計なアプリは一切入れないし、用途が限られているからこれで充分すぎ。

基本的には今まで通り音声通話とショートメール、それに歩数計のみ常用。通常Eメールのやり取りもする可能性だけ大。FacebookやTwitterはしない。Lineなどもしない。また少し慣れたらレポートしてみたい。