2026年7月1日水曜日

団塊世代は長く生きてきた分、奇妙で摩訶不思議な偶然を感ずる。 Having lived for so long, the baby-boom generation perceives strange and mysterious coincidences.

  団塊世代は断捨離とか終活とか言って、室内の不要物、もう1年も袖を通さないウエア、過去の仕事の書類、制作物などをどんどん処分すべく重たい腰を上げているに違いない。

 筆者も、もう3年以上穿いていないチノパンなど昨年~今年の総胆管結石の発作・手術で9㎏も減った体重のおかげでブカブカになってしまい穿けないので捨てるべきなのだが、もったいない、何かに使えんべ?と思って後回しになっている。

 社会人になって最初の職場が青山のヴァン ヂャケット(=VAN JACKET INC.)だったので、1年使用しないウエアは二度と袖を通さないから捨てるべきだ!という間違った常識を盛んにすり込まれたせいか、反発して盛んにその逆を生きてきた。

 だから我が部屋には男子にしてはやたら着るものが多い。団塊世代は皆そうかもしれないが・・・。



近いうちにどこかで「団塊世代のガレージセール」でもやろうかと・・・。

 仕事場はネクタイをするのがお約束‥という時代だったから、ネクタイをしないのは水商売か芸能関係の人間、さもなくば芸術家・クリエーター、カメラマン・・・というのが当たり前だった。1960年代中期のBeatles、Searchers, Jan&Deanなどのレコードジャケットを観てもネクタイをしているし、JAZZのアーティストだってネクタイ着用だ。




 IT産業が広まり、某学歴詐称首長が提唱した「仕事中でもネクタイなんかしないでクールに・・」、のクールビズ世界になってデパート1階の一番良い場所を独占してきたネクタイ売り場が消えたのが2010年代。

 1997年、あのダイアナ妃が亡くなった日、偶然出張でロンドンに居てオックスフォード・ストリートのセルフリッジス百貨店の1階中央売り場でネクタイを買ったのを覚えているが、英国でもまだこの頃はネクタイがデパートの主力商品の一種だったのだ。

 筆者もピークには一時100本以上のネクタイが在った。1995年~2005年頃にはスノースポーツ関連で大変御世話になった故・皇族殿下に海外出張の都度、スキー関連のネクタイを捜して何本もプレゼントしたほど。


 こういった断捨離・終活を毎日していく中で、名簿・住所録・写真・メルアドなど付き合いのある人間、友達、旧クラスメートの諸々を整理していてひょんな事に気が付いた。

 偶然というか、筆者には非常に奇遇な事が多く存在することを知ったのだ。この話、ここから先は全くのプライベートな事だし、人間歳を取れば誰にも起こる事なのかもしれないので流していただければ幸い。

 いろいろな住所録を整理していて気が付いたことに、妙に意外な人間が意外なところに集まっているものだなぁ・・・ということに気が付いたのだ。それも女性が圧倒的に多い。理由は女性は家もしくは家近所まで送ることが在っても男子はまずそんなことしないからだろう。

 だから名簿・住所録がいくらあっても、男性が実際どこに住んでいるかの現場記憶はまずないのだ。反面女性は一度でも近所まで送れば確実に記憶に残る。

 社会人になってから皆でわいわい食べて解散した後、遅くなった際や雨の時に限って女性同僚や会合のメンバーだけを男女数名で、あるいは方向が一緒だからと近所まで良く送ったもの。

 この際は家までしっかり送る場合と、横丁で「じゃ、」と解散する場合と色々あるが、今になって名刺や名簿を整理していて、誰が何処だっけ?と思い出すと大体周辺の景色が浮かぶのだ。

 で、それを数名地図に落とし込んでみて驚いた!まさに驚愕に近いと言って良い。

 広い首都圏東京で、決して知っている人の住所が均等に散らばっていないのだ、マップに落としてみて、図で観て驚く事驚くこと!

広い首都圏東京で右下の黄色い〇(=半径1㎞以内)の中に知り合いがそれぞれ7名、5名住んでいるという偶然!公共交通機関や車やタクシーで送ったからこそ覚えているのだが・・。


上の地図の右下の黄色い円を拡大するとこうなる。いわゆる女性陣に人気のエリアなのだろうか?今も何かの折に会う人も数名いれば、全くどうしているか30年以上会っていない人も多くいる。
恵比寿・広尾・白金周辺と都立大学~大岡山住宅地周辺

 もう一つが小学校時代のクラスメートが何故か三鷹~吉祥寺など多摩東部に集まっている件なのだ。これは4名とも数年に一度はクラス会と称して会う間柄。

一方で、北九州小倉時代の小学校のクラスメート女子が現在この赤丸に住んでいる。男子は一人もいない。

 毎日良く歩く筆者のスピードで行けばそれぞれ50分、60分、100分で着く。九州の小倉の小学校時代お互いの家が歩いて30分で行き来できたことを考えれば、これも驚異的に近い所に住んでいると言って良い、しかも4人も固まっているって事。これを大きな地図で見れば「点」に近いエリアにまとまっているって事だろう?

 最初の大きなエリア地図で左の方に固まっている赤丸4つにAとあるのは筆者の現住所。B、C、D、が小学校のクラスメート女子。もちろん皆77歳以上だ。小学校時代九州の小倉で毎日顔を合わせていた4名が遠い直線で890㎞、鉄道・高速道路で移動して1,000㎞以上離れた東京でお互い4~6㎞しか離れていないところに住んでいたのだ。歩いても1時間、交通機関バス・鉄道使用で30分で行き来できるって・・・。

 偶然というのはこれだけではない。

 筆者は親子でほぼ同じエリアの学校や仕事場に通っているのだ。

 まず娘、現在アパレル・アート関係の青山の企業に勤務中、南青山5丁目。親の筆者が世に出た最初のヴァン ヂャケット(=VAN JACKET INC→1978年倒産)はかって北青山3丁目に在った。同じ青山通り246号線の両側で、歩いてもお互いの場所は10~15分で行き来できる。

 親子で全然関係ない企業なのに、偶然同じエリアに勤めているってのも珍しいのではないだろうか?親子二代で同じ学校の先生(大学高校問わず)や親子で国会議員とか役者というのとは訳が違うのだ。

 息子に至っても、我が母校都立広尾高校の隣、國學院大學に通っていた。なおかつそこの学食で働いていたのが、葉山森戸神社裏のウインドサーフィン仲間だっていうのだからもう気持ちが悪いほど。

 これ以外にも気味の悪い偶然などたくさん存在するが、個人情報を出さないとその内容を説明できないのでこの程度にしておこうと思う。

我が母校・都立広尾高校正門で2018年頃クラス会。個人情報にナーバスな方は顔消去。

隣の広尾中学の向こう側にそびえる國學院大學(息子の母校)