その後、西ヨーロッパで畑に沢山ヤツガシラが「春告げ鳥」として飛来し繁殖をして戻るさまをNHKが放送してくれてこの鳥の生態も勉強できて嬉しかった。
地球ドラマチック 珍鳥ヤツガシラ 2015年2月28= https://www.youtube.com/watch?v=czYMd73ww3U
その放送で判った事は、ただ芝生の上で根っこにいる虫を穿り出して空中に放って食べる仕草だけがヤツガシラの生態では無い事を良く教えてくれた。やはり野鳥に興味を持ったら、珍しい野鳥に出遭えた、視た、写真に撮れた・・・だけで良かったとせず。他の種とは何がどう違うのか、自分の経験値を生かして、何か新しい発見はないだろうか?観察研究するのが楽しいと思うのだが如何だろう?
やはりそれには多くの仲間に違う時期違う場所で観察してもらい、それぞれが個々に観察した時にだけ見せた生態の面白さを報告しあって見識を深めるのが良いだろうと思う。人吉エリアでは少なくとも10名近くが常時ヤマセミの面白い変わった生態を連絡しあっているので、相当詳しい生態が記録されている。
ヤツガシラもそうあると、もっと出現する所や時期などの予想ができて今後に繋がると思うのだが・・。
ヤツガシラに出遭えた最初の1ショットがこれだった。熊本港傍の緑地公園で数年前。
すぐにカツオノエボシという毒クラゲのような頭になった。
飛んでターンした瞬間のゴージャスな色目・模様は素晴らしかった。
虫を穿って探し食べる見慣れたシーンは今回はカット。
主翼の付き方、翼の形状など、非常に特殊な部類かもしれない。
羽ばたきの割には前進スピードは思いのほかスピードが速く、
カラスの小群に追われて、あっという間に目の前を通過していった。