2015年1月23日金曜日

街中のヤマセミ特集 その3.  Crested kingfisher is living in town area at city of Hitoyoshi also. Part 3.

 街中のヤマセミ特集第1弾の最終回は少し遠くからの画像。街中というよりは人間の生活するエリアと解釈したほうが妥当かも知れない。ヤマセミにはいつも留まるお気に入りの場所や採餌する場所が幾つもあり、それぞれ天候・気象、人間の活動状況により選んで羽根休めをしたりする。一番安全な塒(ねぐら)付近の場所だけは今まで幾ら探しても判らない。

 鮎漁解禁の6月1日から最盛期の終わり頃までは川に入る釣り人との距離を測りながらもそれぞれの領域を共存している姿が見ていて面白い。日本国内でも非常に珍しい風景だろう。
5分ほど同じ所に留まっている。車の通過は気に成らないようだ。

停めた車から人が降りたり、橋の上を歩いて迫るとアットいうまに逃げ去ってしまう。

別の橋にも別の個体が縄張りと称して留まることがあるが、ほんの2分程度だ。

極めて橋とこの樹の距離は近いのだが・・・。

冬の深い霧の朝、なまこ壁の定位置で人吉を見下ろすヤマセミ。

霧の無い日も定位置で見下ろす・・・が、時期は限られ、たいがい1分ほどしか居ない。

夏の時期はこうして釣り人との距離を測っている。実際は80m以上離れている。







2015年1月22日木曜日

街中のヤマセミ特集 その2.  Crested kingfisher is living in town area at city of Hitoyoshi also. Part 2.

 昨日の街中ヤマセミにも問い合わせを頂いた。同じような状況で出遭うためにはいずれも早朝の撮影なので前泊が必須だ。数年間毎日ヤマセミを観察されている方が人吉には数名いらっしゃるが、それでも時期によっては一羽にも出遭わない事が週に2~3日はあるという事なので、確実に出遭えるとは限らない。

 今年に入っての観察情報(国内最高のヤマセミ情報通信)によると声だけ聴こえた日、声も姿が見えない日が4日以上あった模様。簡単な様でも難しいのがこの野鳥の面倒くさいところだ。

 ヤマセミの生態を良く観察して学び、雨の日は何処にいるか、川が増水して濁っている時には何処で採餌するか。繁殖期における生態はどうなのか、四季折々の生態を年間通して見て見ると何処にいるかは自ずから把握できよう。この状況を良く考えて、ここに居るのではないかと推測して実際居た時の喜びこそヤマセミ生態観察の醍醐味だと考えている。

 如何に、一般的なヤマセミのイメージから外れた背景でヤマセミを撮るか?も一つのテーマにしている。これは人吉でしか撮れない画像だから・・・。これだけ人間の生活に近い場所でヤマセミが生きているのに残念ながら「人吉市のシンボルの鳥」にはまだ指定されそうもない。

人吉のヤマセミは女子学生が大好きのようだ。ジーット見つめていた。

おじさんが通っても見向きもしない。

人の家の玄関先でホバリングからダイブするヤマセミ。

住宅をバックに飛翔する。

時にはダイブも。

交差点近くでもダイブする。

川があり、餌が居れば田んぼの用水路でもダイブするヤマセミ。






2015年1月21日水曜日

街中のヤマセミ特集 その1.  Crested kingfisher is living in town area at city of Hitoyoshi also.

 先日、このブログをご覧になった外国のご夫婦が是非人吉でヤマセミやオシドリを観察されたいというので、無理を言って私の師匠をご紹介させていただいた。世界中の珍しい野鳥を観察し撮影されているとの事で結構出遭いにくい野鳥を撮影されていた。これも一番多いタイプの一つの野鳥ファンのスタイルだろう。ご本人の報告メールなどによると、充分満足された様子で嬉しくなった。英語・日本語チャンポンでのガイドは我がお師匠さんご夫妻にも多大なご苦労をおかけしてしまった。

 しかし日蘭国際親善活動として非常に有効なひと時だったろうと思われる。やはり街中のど真ん中で本来は山奥に居るはずのヤマセミに出遭えるというのは相当な驚きであったようだ。今日から少し今まで撮影した街中でのヤマセミの姿をまとめてご紹介してみたい。撮影時期も撮影ポジションも違うため、背景を頼りに其処で待ち受けても現れるとは限らない。

一番人吉の球磨川に生息するヤマセミらしい風景。

運が良ければ温泉の宿の窓から観察も可能。

経験から行くと人吉に80泊して1度しか視られた事はない、窓を開けるとすぐ逃げる。

橋の上から堤防上を見ると80mほどの距離までは近づけよう。

飛翔中を撮るのは少し練習が必要。

朝日を浴びながら街中を飛ぶ。季節にも寄るが時間的には朝6時~8時の間のみ。






2015年1月20日火曜日

現在の奥日光戦場ヶ原報告 その2。  This is recently scene of the Senjogahara of Okunikko. Part2.

 先週土曜日17日にアップした奥日光戦場ヶ原の現状に関し、幾つかのお問い合わせを頂いた。景色と状況は判ったが、既報の野鳥以外居ないのか?という事なので、画像の良し悪し関係なく撮れた野鳥の類を網羅してみた。間近で撮れたものから超高空でやっと判別できる証拠画像でしかないモノまで種種雑多になるが、ご容赦願いたい。

 中禅寺湖畔での撮影のものが多いが、戦場ヶ原の自然の風景も入れた。
戦場ヶ原の赤沼からの湯川沿いルートはこんな感じ。スノトレで充分だがスノーシュウも可。

コガラがハンノキの実にしっかりとぶら下がって穿っては食べていた。

小さな舌で種子を取って食べる様子が初めて撮れた。

昨年暮れからの行方不明登山者を飲み込んだままの男体山方向にトビが舞っていた。

朝10時頃、トビの12羽がサーマルを使い、まとまって円を描きながら上昇して行った。

ほぼ同じ高度をハヤブサと思われる猛禽類がやはり上昇していった。

中禅寺湖へ流れ込むせせらぎにカワガラスのつがいが行ったりきたり。

目線を感じてよく見たら木陰からヒヨドリがジーットこちらを見ていた。

中禅寺湖のオオバン。28羽ほどまとまっていた。

湯川の流れによって出来た水面に付くか付かないかのハート型ツララ。

幾層にも重なった今年の積雪量はいつもより多いようだ。





2015年1月19日月曜日

コミミズクで関西の年明けは大騒ぎ? Does the new year in Kansai seem to be uproar by a short-eared owl?

 関西系のテレビ局が淀川流域に飛来したコミミズクのニュースを流していた。ご丁寧に出現場所の地図や動画まで長々と放映した。観察、見物、撮影の人たちで既に300名を超える人だかりが写されていた。中には学校見学らしき制服生徒の集団まで居る始末。

 「コミミズク」でGoogle検索してみたら幾つかのブログがヒットし、全て今の淀川のレポートのようだった。テレビ報道後、更に見物人が増えている模様。土手近所の生活者への影響が無ければよいが・・・・。多分日本野鳥の会大阪支部辺りでクレームを付けたとは思うが。

 5~6羽来ているとの情報もあり、珍しいのであろう。意外に危害を与えない人間に対しては警戒心も少ないので居なくなる事はないと思うが、場所が場所だけに何が起こるか判らない。行動力旺盛の関西エリアだけに、捕らえて売ろうとする人間が出ないとも限らない。無事を祈るばかりだ。
 その昔横浜の鶴見川に「タマちゃん」と名付けられたアザラシが迷い込んだ時大騒ぎになったことを思い出した。餌付けしようとするもの、モリを持ってきて捕獲しようとするもの、これらを更に取り上げるテレビのワイドショー番組。動画投稿の少年の件にしろ、最近のメディアは世の中を混乱させる事しかしない。


 数日前北関東平野で遭遇したコミミズクレポートに普段の倍以上のアクセスを頂いた。其処で思い出した阿蘇エリアでのコミミズク初遭遇時の画像をほじくり出して改めて見ると、色が多少違っている。背景の影響かいくぶん阿蘇のほうが白い個体だった。幾つかの画像をご紹介。今年は阿蘇地方はコミミズクの飛来がまだ無いようだ、阿蘇山の火山噴火活性化となんらかの関係があるのだろうか?

杉檜林をバックに飛ぶと余計白っぽく見える。

ターンの雰囲気はヤマセミなどと同じ姿勢だ。



やはり背景が空ではない場合は撮りやすい・・・がAFが難しいのだ!


夕陽に向かって飛びながら、こちらへカメラ目線を送ってくれた。今年も遭えるだろうか?




2015年1月18日日曜日

コチョウゲンボウのメス高速飛翔! Merlin flying very fast !

 猛禽類を専門に撮られている方の画像をブログで見る度いつか自分でも同じことをしてみたいと思っている。トビ、ミサゴ、オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウなどは時折撮影するチャンスもあるが、どうやらコチョウゲンボウのメスの高速飛翔を撮影するチャンスが来た。奥日光の帰りの農地だった。丁度雪雲が太陽を隠し条件的には直射日光のときよりはるかに良かった。

最初はハヤブサかと思ったが白くなく褐色だったので暫く観察。自分を中心に数度飛翔してくれた。電線に留まるのは相当距離が遠いのだが、飛び回る時は近くへ来てくれた。
大きく旋回しながら高速で飛んでいた。

スピードを出しながら自分を中心に飛んでいるように見えた。

高速で近づいてくるので、レンズを通しながら自分が狙われているのかとも錯覚。

40mも離れていな距離で高速飛翔


畑の小動物を探している様は良く判った。

主翼の表側に青みが無いので雌だろうと思われる。


2015年1月17日土曜日

現在の奥日光戦場ヶ原報告。 This is recently scene of the Senjogahara of Okunikko.

 真冬の奥日光戦場ヶ原へ入ったのはスキークロスカントリーレース以外では初めてという事を数日前のこのブログに掲載した。やはり厳冬期の奥日光戦場ヶ原へ一度入って見たいと思っていた方からどんな感じなのか雰囲気を知りたいとのお問い合わせを頂いた。と、同時に昨日のハクセキレイの変形は変種ではなく、れっきとしたシベリアハクセキレイではないかとのアドバイスも受けた。

 野鳥の種類判別に関しては、非常に厳格な方も居れば、大体で多少の間違いはあまり気にしない方も居る。自分はどちらかというと後者のほうだ。本来野鳥の観察をしているのであれば正確に判別をしなければいけないのはアタリマエだとは思うが、それが高じて争ったり怨み合ったりする現場を幾度も目の当たりにしているので私は争いは好まない。そういう場合口をつぐむ事にしている。
 更に「俺が正しい、お前は間違っている!」という事を徹底的に追求し、ついにはこれでもかこれでもかと自分が正しい情報を論い、相手を完膚無きまで叩きのめす性格の人種も居る。
 自分の周りには居ないが、相手の反感を買って距離が遠のき、挙句の果ては友達をなくす人も話に聞いたことがある。正義感の強すぎる人に多いようだ。自分も非常に正義感が強くて昔から失敗ばかりしているが、50歳を過ぎて余裕が出て来たのだろう、命に関わらないレベル、人間関係を崩しそうな場合に限って「嘘も方便、武士の情け、視て視ぬ振り・・」を効率良く生かす事に務めている。モノには程々、過ぎたるは及ばざるが如し・・・の格言も在るが通り人間ほどほどが肝要なようだ。

 話が飛んだが、今の奥日光は厳冬期。野鳥ははっきり言ってなかなか眼に入ってこない。まず鳴き声が聴こえない。理由は数そのものが少ないのと、積もった雪が吸音材の役目を果たしているからだ。元禄時代、赤穂浪士の討ち入りの際、50名弱の足音や具足の音がありながら、用心していた吉良屋敷が気が付かなかったのも積もった雪の吸音効果だと言われているが、それと同じだろう。

日光有料道路は積雪は無いが早朝は凍結の恐れがある。途中に一箇所だけあるサービスエリアの舞茸うどんはなかなか美味しい。戦場ヶ原の上まで此処を入れて3箇所しかトイレは無い。

第2いろは坂を上がって中禅寺湖・中宮祠付近は午前11時で誰一人居なかった。

赤沼付近の道路状況、日中も雪は融けず圧雪バーン状態、下りカーブは魔のカーブ。4輪駆動スタッドレスタイヤでも下りは超要注意。東京ナンバーの四駆が2台カーブ下に大破していた。

雪が降ってきた日光男体山、2014年年末からこれに登ったまま行方不明の捜索をしていたが、雪解けの春まで出てこないと思われる。

奥日光白根山方面(=日本海方面)の雪雲の壁、あの向こうが日本海側の豪雪エリアとなる。

戦場ヶ原はあと2ヶ月間雪の中だ。4月になれば50種を越える野鳥が一斉に囀りはじめる。