2016年4月7日木曜日

桜と野鳥のコラボレーションを狙う、その2。 This is familiar cherry blossoms and an image of the wild bird in Tokyo in this season.Part2.

 昨日の関東地方は湿度37%で乾燥していたため絶好の洗濯日和だった。また明日は低気圧が発達しながら東進するため朝から雨模様で午後には風も強まるので、今日一部花吹雪状態だったほとんどの関東地方の桜は散る事に成るだろう。

 最後のチャンスとばかりに隣のミッション系大学構内の桜を目指した。この桜に集まる野鳥達をしっかり撮影してみようと思ったのだ。

 都心の上野公園や不忍池界隈の野鳥とは違うシーンが撮れればと思ったのだ。結果から言えばコゲラとシジュウカラとヒヨドリくらいなもので、メジロはてっぺん近くをちょろちょろ動くだけで絵にならなかった。イカルが15~5羽の小群れで飛び交ってはいたが、低いエリアには来なかった。

 雲がかかった夕刻、遠征からオナガの集団が戻ってきた。何故か満開の花には近寄らず、一番に開花して既に花が散って葉の生い茂り始めたしだれ桜に集まった。理由は判らない。オナガは桜の花の蜜には興味が無いモノと見える。

 大勢の見物人で賑わった今年の大学の桜も今日限り。しばらく雨の日が続きそうだ。まず今日の画像はコゲラで独占!コゲラは数羽が飛び交っていたが、そのうちのつがいの2個体の画像。










一通り撮り終ったら陽が沈んだ。気が付いたら日没の時間がずい分と遅くなっていた。
明日はシジュウカラとヒヨドリとオナガ。今年の桜はそれでおしまい。



2016年4月6日水曜日

春・若葉直前の球磨川タチヤナギ界隈の野鳥。Wild birds of the Kuma River around salix subfragilis just before spring.

 球磨川流域、土手はすでに青葉に覆われているが、ちょうど1か月ほど前の土手はまだまだ枯れ木状態の樹木も多く、集う野鳥も丸見え状態。今はもう樹木の葉に隠れて見えなくなった野鳥たちを今日はご紹介。

 元来人吉市内の球磨川両岸に広がるタチヤナギの林は野鳥類のパラダイス。特に旅鳥が一時的に羽を休める場所として昔から知られている。特に紅取橋近くの右岸は貴重種も飛来する広大なエリアだ。今日の撮影はその附近で夕方行ったもの。

 何処にでも居る身近な種ばかりだが、一日ヤマセミを観察した後、普通の小鳥に出逢うとつくづく平和だと思う。どこか年中気を張ったような緊張感のあるヤマセミと違って心安らぐのは何故だろう?
球磨川の土手はビンズイが非常に多い様だ。
 
早朝、まだ明けきらない内から土手の堤防の草むらから人の気配で飛び出す。

この時期は藪からオープンエアに出てくるアオジ君。5月までは囀りながら全身を見られる。

まだ居てくれたジョウビタキのオス。

エナガはいつもの様な多くの群れではなかった。カップリングの時期なのだろうか?

頭に黄色いポイントを乗せたキクイタダキ。ここ暫くぶりのご対面だった。

針葉樹に集まるはずが、何故こんなところに?移動の途中か?







2016年4月5日火曜日

桜と野鳥のコラボレーションを狙う。 This is familiar cherry blossoms and an image of the wild bird in Tokyo in this season.

 満開になってからどうも天気が良くない今年の東京の桜。皇居の乾門からの通り抜けも期間延長でついに50万人を超えたと聞く。つくづく日本人は桜が好きなのだと思わざるを得ない。都会でこの桜を見ていると面白い事に気が付く。白っぽく見えたりピンクが強く見えたり、普段は灰色っぽい、あるいは茶色っぽい桜の樹の幹が満開の桜の花の明るさの影響で相対的に真黒に見えたりする。だからだろうか古来の日本画の桜の絵の幹は殆どが黒く描かれている。

 それまであまり野鳥の声が聞こえなかった里の野原でも、この桜が満開になるとヒヨドリ、メジロ、シジュウカラがやたら鳴き始め騒々しくなる。普段はもっと高い樹木に集まるイカルなども桜に寄ってくるらしい。もっとも、あくまで東京という人口密集地での観察なので全国的にそうだという事ではない。自然が豊富な地方においてはもっとほかの野鳥が桜に集まり花見をするのだろうと思う。

満開4日前の上野界隈の日当たりの良い場所の桜とヒヨドリ。桜に来る野鳥ではまずトップ。

国立博物館・黒田清輝展の館内から見た桜とヒヨドリ、ガラス越しなので色が出ない。

我が家の隣の皇族様就学中の大学裏門近くのしだれ桜とイカル。

国立博物館裏の庭園(限定公開中)ガラス越しのしだれ桜とイカル2羽、これも色が出ない。この庭園は春と秋だけ公開。今年は4月17日まで公開中。

隣の大学の桜とコゲラ。

同じ桜に顔を出したシジュウカラ

武蔵野・野川沿いの桜に留まってお花見中のカワセミ、枝被りだがちゃんと花を見ている?

こちらもお花見中の長崎野母崎、水仙公園のカワセミ、昨年4月1日撮影。

これ以外にもメジロも梅と一緒で蜜を吸いに来るのだろうが、今年はうまく撮れなかった。










2016年4月4日月曜日

球磨川本流・架線上でのヤマセミの交尾。 Copulation of the Crested kingfisher on the overhead wire of the Kuma River main stream.

  もうそろそろ全国の山奥の渓流ではヤマセミ、カワセミの交尾の模様が観察できる頃だろう。今年は暖かくなるのが早かったせいか、人吉球磨エリアではヤマセミの交尾は早かった様だ。支流の川辺川ではすでに2月初旬に交尾を観察、撮影している。球磨川本流でも昨年2月に縄張り争いの最中、数度のインターバルの合間にちゃっかり交尾を2度も続けた個体が居た。

 いずれも、岩の上で観察者から70m以上離れた場所だった。今日の画像は今はもう取り払われて存在しない球磨川本流にかかる鉄の架線上での交尾の模様。背景は国民宿舎くまがわ荘が写り込んでいる。しかし、もうこの架線が無いため自分にとっては最後のこの場での交尾画像になってしまった。もちろん人吉にお住いの方々はこの後も沢山撮られた事と推察する。

 1カット毎の解説コメントは不要だろう。
 





撮影カット数からすると交尾の時間は4秒程度だった。





2016年4月3日日曜日

団塊世代が考える観光活性化「八代市の場合・その4」

 桜が満開になり、全国いたるところでお花見花盛りになっているようだ。桜と言えば野の中の一本だけで観客を呼び込む南阿蘇一心行の大桜、その昔八代の球磨川萩原堤の桜並木など日本人の大好きな花だ。ちょうどソメイヨシノの寿命が70年程なので、人間の寿命に似て居ることもありその散り際のはかなさも相まって日本人の心をつかむのだろう。

 都市計画や観光対策で樹を植えようとすると、なぜかこの桜を押す自治体が多い。育つのが早いので、植えてほぼ10年くらいで立派なお花見が出来るのもあるだろうが、他のエリアに桜の名所があると我が町にも桜の名所を是非!と競争心が理由で全国的に増えているようだ。

 しかし、桜の花の時期は開花からほんの2週間だけ。春の嵐が来たり暖気が3日も続けばあっという間に散ってしまう。あとの年間350日程は毛虫が下がるただの樹木なのだ。ポプラや柳に比べれば背も低く花が無い時の桜ほど印象の薄い樹木もない。熊本空港へ向かうクスノキの並木等の方がはるかに印象に残ると言って良いだろう。

 桜の話はこの辺にして、今日は観光活性化とメディアの役割を少し述べたい。昨日人吉にお住いのヤマセミ観察に関する大先輩からいつもの通り送ってくださる地元、熊本日日新聞・人吉新聞にSL人吉号の運転開始の記事が在った。八代市に住んでいた中学校時代から大の鉄道ファンの自分にとって鉄道の記事には目が無いので、いつも見逃さず漏らさずチェックしている。一方で経財界・政界・金融関係者が必ず小脇に抱えている日本経済新聞にも20日ほど前、肥薩線の話が載っていた。

 それぞれの新聞の購読者を想定しての記事なので、記事内容はもちろん違うし方向性も異なる。 従って記事の優劣だとか、品の良さだとかをここで論ずるのではなく、目的と対象者によってメディアの活用方法は大きく異なるという事を述べてみたいのだ。

数日前の熊日新聞の肥薩線SL人吉号の記事。

4月1日午後発行の地元人吉市の人吉新聞の記事。

日経新聞3月11日付シリーズものの「ニッポン途中下車」での肥薩線の記事。

 この3つの記事を見比べてほしい。熊本日日新聞はここ数年来着実に乗客数を伸ばし続けている人気のSL人吉号の今年の初運行を記事にしている。そうして到着駅の人吉駅での観光関係者のお出迎い、歓迎の様子を人吉新聞が伝達している。内容は日常の一コマで「春が来た、今年もSL人吉号運行の季節になりました」という地域的な内容だ。この2紙は地方新聞だから当たり前の記事だろう。

 一方の日本経済新聞は全国の鉄道とその沿線の情報をシリーズで掲載しているもので、北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々の情報(観光も含め)を読むことが出来る。その中での肥薩線の立ち位置・希少価値を全国レベルで述べている。全国でこの情報を初めて知った人が何人いるだろう?これこそ「観光活性化の起動情報」になり得るのではないだろうか?

 観光活性化で全国に我が郷土の認知を求め情報を発信するためには、同じ新聞でもどちらに取り上げてもらう必要があるか?誰でも判る事だろう。

 日経新聞の記事であれば全国紙なので、全国の人間が読めて興味を示し「いつか行ってみようか?行ってみたいなー」と多くの人間の観光意欲を掻き立てることが出来る。しかし、SL人吉号の記事は熊本県内の方しかすぐには読めないので、県内での利用客掘り起こしには即効果が上がること間違いなしだ、しかし県外からの観光客誘致には情報が届かないので直接効果は少ない。

 間違わないでほしい、此処では決して地元・地方紙の熊本日日新聞に何も期待できないという事を言っているのではない。現にこの熊本日日新聞は東京では買えないし、定期購読契約しても1日遅れでしか届かない。SL人吉号の記事もこまめに毎日クリッピング記事をメールで配信してくださる方がいなかったら筆者もその日に見ることが出来なかったのだ。情報は入らないのだ。

 つまり、観光活性化を実行するには、ただ「組織を作って、仕組みを作って、宣材を作れば良い!」というのではなく、その情報を「どこの誰にどういうルートで伝達すればよいか?」が重要なのだ。広告代理店で言うところの4大媒体、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌、だけの時代は終わり、今やインターネットが日常の情報源のほとんどを凌駕し始めている。そんな中で具体的に一番近いアナログ媒体「新聞」ですらこれだけ記事の載り方、読まれ方で相手を選ぶという事実を観光活性化担当者は理解しなければならないという事を言いたいのだ。そうでなければ無駄な予算を沢山使う事に成ってしまう。目的と手段とタイミング。観光活性化の大きな要素が此処にある。

 ・・・という訳で、今日は

熊日新聞に掲載したタイアップ記事の第4弾


八代市の新しい観光戦略は「カメラの被写体に恵まれた街、八代市」その2.

 この第4回からは、いちいち掲載した文面を改めて横書きにして掲載しないことにしよう。充分に読めると思うというご意見を頂いたので、むしろこの新聞連載に掲載できなかった画像を載せて行こうと思う。

 この八代の活性化の話を頂いて以降、何度も足を運ぶ度に当時のまだ画素数の低いコンパクトデジカメで打ち合わせの合間、市役所が引けた後に市内を徘徊しフォトジェニックな場所を撮影した。これらのカットをまとめて作成した写真集小冊子を印刷し無償配布した。配布したのはもちろん九州新幹線・新八代~鹿児島中央間の部分開業日を中心に新八代駅での在来線との乗り換え乗客を中心にだ。市内在住の方に配っても直ぐには何の観光活性化にも繋がらないツールだ。

中国から飛んでくる黄砂で赤くなる夕焼け、

日奈久温泉の古い町並みと佇まい。

これらの中から、皆が良いという画像をポストカードにしても配った。紙取りの関係で無駄が無いようにしおりも同じように作成して配布した。



2016年4月2日土曜日

団塊世代が考える観光活性化「八代市の場合・その3」

 1週間前このブログが週末限定で始めた「団塊世代が考える観光活性化」へのリアクション・反応が思いのほか高く驚いている。それに関連したのか、2年前の正月に東京の街中で観察・レポートした正月飾り・門松の話がなぜか現在アクセスのトップになっている妙な現象が生まれている。

 先週末、土日にアップした八代市の認識・イメージ調査で「八代市と読めない人が非常に多い」「八代市のイメージに公害、鶴、有明海・・」がどうしても理解に苦しむというメールを数名の方から頂いた。調査方法がおかしいのではないか?とのご指摘も頂いたが、いずれも地元熊本県の方からだった。その次の日のブログに書いた通りそこに住んでいる方から見れば「ふざけるな!」という気持ちは非常に良く判る。

 ここに良い例えがある。特に熊本県内さらには八代市内にお住まいの方、あるいは九州圏内の方、東京在住の方でも良い、学生時代社会科や地理の成績が良かった方は別として、酒田、角館、大舘、能代、大曲、秋田の各場所や位置関係、そうして其処の名物(例えば秋田の竿灯祭り、大曲の花火大会)名所旧跡(武家屋敷・商人町)がお判りだろうか?いずれも東北の著名な観光名所だ。少なくとも熊本で言えば八代市よりはるかに有名で全国的に名の通った場所だ。
秋田エリアの観光地の位置関係、遠くに住んでいては、まずアバウトでしか認識していない。

 たぶんこのブログをお読みの皆様、半分も正確に認識されていないと思う。これを八代市に当てはめてみれば、アンケートの回答の上位に八代市が面していない有明海(八代市は不知火海・八代海に面す)が出てきたり、公害で有名になってしまった水俣市とごっちゃにしたり、鶴が大量に飛来する鹿児島県の出水市とすら混乱してしまうのは当然なのだ。ご自分で一度でも行ったことが有るか、もしくは寅さんなどの映画やドラマのロケ地で余程の強い認識が無ければ「大体この辺りだろう?」という程度の認知しか成されないという事なのだ。

 一度熊本県のメディア関係者から聴いた話では、熊本県内ですら北部在住の方は熊本県南のエリアに疎く、鹿児島県との県境がどうなっているのか、出水は鹿児島なのか熊本なのか良く判らないという人も多いという。その一つの表れに熊日新聞の購読部数が県北に偏っており、県南の購読数が極端に少ないという。県内ですらこういう状況なのに、はるかに離れた地域の方々に認知・理解してもらうにはよほどの情報発信PRが必要だろうと思うのだ。

 したがって、観光活性化を目論む自治体は、まず最初にこの八代市で行ったようなアンケートを行い、自分の居る場所が全国的にどのように認知されているかを首長さん含め「観光活性化担当者全員」で認識する事が重要なのだと思う。例えるならば鏡で毎日見ている左右が逆転した自分の姿しか知らないで、己の本当の魅力を判る訳がないのと一緒だ。それでは売り込めまい?

 この八代市から日本三大急流の一つ球磨川を遡った人吉市などは、色々な基本部分で工業都市の八代市とは全然異なる。この人吉市の場合はそれ程無理しなくても、莫大な観光資源があるにもかかわらず、今まで十分な活性化準備・対応対策を行ってこなかったので非常にもったいないと感じている。数年前地元の熱心な方の要請で当時の市長に2度ほど直接話をする機会があったが、残念ながら外部の者の話などに少しも耳を傾けては貰えなかった。

 基本的には現在の観光活性化予算で充分だと思う、要は知恵の使い方だ。新たな箱モノも不要、今ある観光資源の整理・情報発信と徹底だけで充分だと察する。きちんと観光活性化準備・対策行えば観光客の数は今の3倍は堅いだろう。但し、それを地元の方々が良しとするか否かは別問題だが・・・。これは東京からヤマセミの観察撮影で延べ30回以上往復し、滞在日数も200日を超える経験値から思う事なのだ。簡単に言えば人吉市は「宝の持ち腐れ」と言って良い。
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左は今年のひな祭りPR物、右は2012年の国際航空宇宙展へのタイアップPR広告(A4)

 話を八代市に戻して2003年春に熊日新聞に掲載したタイアップ記事の第3弾をご紹介!
熊本市、菊池市、阿蘇市、人吉市などと違い、県内並びに中九州随一の工業都市八代市にはいわゆる観光的な名所旧跡はそう多くない。少し離れた日奈久温泉は全体的に昭和時代の景気の良かった時代の夢よもう一度!程度の期待待ちの雰囲気が漂うだけで、根本的な観光活性化をしようとする意気込みの無いエリアだった。
日奈久温泉の一角、レトロならレトロで徹底すれば大きな効果を上げるだろうと思うのだが・・・。

 農業生産物の中心的存在、イグサ(畳表の材料)、トマトに関しても造って安定供給をするJA農協の路線を突っ走るだけで、アイディアや工夫という変革を望まない気風だった。一度農協へお邪魔して話を色々訊く機会があったが、イグサ担当の方の中に「我が家は建て替えたばっかりで畳の部屋が一つも在りません!」等とニコニコしながら話す方がいたりしてびっくりしたことを覚えている。
トマトにしても全国一の生産量を誇りながら、当時テレビで取り上げられた「甘い塩トマト」のブランド化、PR活性化、大がかりな大量生産への試み・・もあまり進んでいないようで非常に残念だ。

熊日新聞に掲載したタイアップ記事の第3弾

熊日新聞連載シリーズ#3

八代市の新しい観光戦略は「カメラの被写体に恵まれた街、八代市」その1

昔は無かった竜峰山五合目展望台から見た球磨川三角州・八代市と天草に沈む夕陽。

 地元、八代市に長年住んでいると八代市の持つ素晴らしさに気がつかない事が沢山有る。たとえば「夕焼け」特に夏の夕方風の強い日の夕焼けは素晴らしい。雲が一つも無くても西の空が真っ赤になる事が多い。春先から真夏にかけて黄砂の影響はあまり歓迎されるものではないが、こと夕焼けに関してだけは素晴らしい効果をプレゼントしてくれる。
 関東甲信越や北国では雲ひとつ無い日の夕焼けは日没後太陽の赤から群青色の青空まできれいなグラデーションになるのが普通だが長崎や熊本では黄砂の影響で全天が真赤になる夕焼けを見る事ができる。
条件がよければ「幻日」といわれる太陽の光が空気中の水蒸気の屈折によって出来る「見掛けのもう一つの偽太陽」という珍しい気象現象を見る事もできる。

早春の球磨川にたつ川霧。非常に素晴らしい景色が展開する。

一方、ちょうど3月上旬の今頃は球磨川に発生する川霧が素晴らしい。川霧の発生する条件は、前日に気温が高く、早朝も快晴で放射冷却の冷え込みがあり、しかも、風がないこと。球磨川の場合は上流の峡谷から遥拝の瀬辺りへ押し出すように流れ出てくるものと河口付近に漂うように発生するものの二つが有る
こういった関東や関西ではなかなか巡り合えないシャッターチャンスが多い場所としての八代市の「新しい観光資源」を今後幾つかリストアップしていきたい。
市の商政観光課と八代観光協会では皆様からの「こんなモノが新しい観光資源に成るのでは?」という投書をお待ちしている。


 

 

2016年4月1日金曜日

ノスリの急降下ハンティング! This is nose dive hunting of a buzzard!

 二日に渡って全国のノスリの画像をご紹介したが、今日は人吉盆地あさぎり町の球磨川で偶然目撃したノスリの急降下ハンティングの様子をご紹介。

 最終的にとらえた獲物が何であるかは判明できないが、野鳥などではなく四足の動物のような感じだった。前日ほぼ同じ場所でハヤブサがヒヨドリの様な獲物を抱えて飛んできて食べ終わるまでを2時間ほど観察していたが、獲物が野鳥の場合は羽なり脚が垂れ下がるので遠目にも判りやすい。しかし獣の類だと丸く抱えることも可能なので何であるか遠目には判別し難い。

昨日のブログ画像でホバリングしている個体と同じ個体のノスリだ。

ホバリングをやめて、右方向をしばらく見ていたら・・・。

いきなり翼を縮めて猛スピードで急降下を始めた。

阿蘇の外輪山で低高度でホバリングしておもむろに草原に消えるのとは訳が違った。

物凄いスピードで弾丸飛翔の後、羽毛に覆われた大きな両足を下げ掴む態勢に入った。

しばらくそのままの状態で急降下を続け木々の間に見えなくなった。

もう次に現れた時は何か丸い物をを下げてゆっくり上昇している場面だった。

大きく羽ばたいてゆっくり上昇を始めた。

左右に揺れながら飛ぶので何をどのように抱えているのかは最後まで判らなかった。しかし、ハヤブサやオオタカが獲物を捕らえた後の、妙にゆっくりした飛翔と同じ感じだったので何かを得たのだろう事だけは確信した。オオタカやハヤブサとは明らかに異なる狩猟方法だと思った。