2016年4月6日水曜日

春・若葉直前の球磨川タチヤナギ界隈の野鳥。Wild birds of the Kuma River around salix subfragilis just before spring.

 球磨川流域、土手はすでに青葉に覆われているが、ちょうど1か月ほど前の土手はまだまだ枯れ木状態の樹木も多く、集う野鳥も丸見え状態。今はもう樹木の葉に隠れて見えなくなった野鳥たちを今日はご紹介。

 元来人吉市内の球磨川両岸に広がるタチヤナギの林は野鳥類のパラダイス。特に旅鳥が一時的に羽を休める場所として昔から知られている。特に紅取橋近くの右岸は貴重種も飛来する広大なエリアだ。今日の撮影はその附近で夕方行ったもの。

 何処にでも居る身近な種ばかりだが、一日ヤマセミを観察した後、普通の小鳥に出逢うとつくづく平和だと思う。どこか年中気を張ったような緊張感のあるヤマセミと違って心安らぐのは何故だろう?
球磨川の土手はビンズイが非常に多い様だ。
 
早朝、まだ明けきらない内から土手の堤防の草むらから人の気配で飛び出す。

この時期は藪からオープンエアに出てくるアオジ君。5月までは囀りながら全身を見られる。

まだ居てくれたジョウビタキのオス。

エナガはいつもの様な多くの群れではなかった。カップリングの時期なのだろうか?

頭に黄色いポイントを乗せたキクイタダキ。ここ暫くぶりのご対面だった。

針葉樹に集まるはずが、何故こんなところに?移動の途中か?