毎年年の瀬が近づくとテレビ報道は上野のアメ横の状況をバラエティ的に報ずるのが毎年のお約束だった。
しかしここ4~5年アメ横は世界の観光地になってしまい、コロコロスーツケースを引っ張った観光客が屋台店で食事をするパターンばかりが多くなった。
昔は旬の松茸や蟹を安売りする食文化のメッカになっていた。が、今は築地場外市場にその中心が移ってしまい、食材の安売り屋さんはメインストリートの表舞台から消えてしまった。今では数件残っているだけ。
インバウンドの外国観光客は松茸や冷凍の蟹を買っても、宿舎のホテルではどうしようもなく露店で立ち食いをしたり、屋台店でランチを食べるパターンが増え、客商売の方も「物販」から「飲食」へ業態が大きく変化している様だ。
筆者は週に2度ほどこの上野界隈へ来て、不忍池や上野公園、アメ横を徘徊している。これはもう20年も前からの事。いろいろ在り過ぎて飽きないのだろう。
昨日も仲間との今年最後の恒例「鰻サミット」に集まる前、不忍池を一周して野鳥と対峙した。で、枯れ蓮の茎の林の中を巧みに移動しつつ採餌するカワセミに遭遇。撮影できたのでそのレポート等をお届けしてみたい。
昨日はメス!
右方向へダイブと思いきや後方だった!
枯れ蓮の隙間から辛うじて餌をゲットした姿が見えた。
カメラレンズが気になったのか
餌を咥えたまま飛び立ち
茎林を抜けて消えていった。